開腹手術予定日まで、もう少しとなったところで、

心臓の検査結果の事もあり、外科の先生の健診となった。

 

いつも通り、結構待たされた後

呼び出しの機械から、グリーンスリーブスが流れたので

先生の室へと入る。

 

入って挨拶した途端に、先生から

「こちらから提案したのにすみません、一旦手術中止にしたいのですが」

と言われた。

盛大に「?」である。

 

よくよく聞いてみると血液検査結果の

血小板の値が低く、このままでは手術できそうにないとのこと。

 

せっかく、勇気を出して手術する気になったのにと思っていると

「抗がん剤治療を先にして、患部が小さくなったら

外科手術をしましょう」と言う。

 

血小板値自体は、手術を提案される前からの値であり、

提案時にはわかっていたはずなのに、とも思ったが

きっと、手術日が近くなり、外科のカンファレンスか何かで

指摘されたのだろうなと思う。

 

「抗がん剤で小さくなったら、手術できるのですか?」

と改めて確認すると、曖昧な笑顔で頷く。(とってもあやしい)

 

ここで、無理を言ったところで、手術中に血が止まらなくなるのも怖いので、

抗がん剤治療担当の内科の先生の予約をとってもらった。

 

釈然としないままに室を出たが

あの心臓の検査は一体なんだったんだと思う。

まっ、心臓に問題がなかったので、結果良かったのかと思うことにした。