CT、血液検査の結果を聞きに病院へ。

 

リニアック治療を受けてから、すでに数ヶ月が過ぎており、

そろそろ治療効果が現れる頃とのことだった。

 

予約時間から、程なく入室の案内が表示された。

入室一番、先生から、

「癌消えてますよ。あと癌マーカーも全て基準値以下になってます」

と笑顔で言われた。

 

CT画像を見せてもらうと確かに、肝臓にあった癌が薄ーくなり

なくなっているように見える。

手術以降、地味に上昇していた癌マーカの値も、ストンと基準値以下に

収まっている。

 

本当に癌て無くなるんだ!

 

低血小板のため、外科手術もできず、抗がん剤治療もできず、

八方塞がりと思っていたが、

開腹手術の痛みもなく、薬の副作用もなく、

癌がなくなっている幸運に感謝した。

 

「ただ、他の部位への転移はこれだとわからないので、

次回PET検査をしましょう」

と言われた。

PET検査は半年のインターバルが必要とのことで、

次の月に予約を入れてもらった。

 

「PET検査の結果もし、転移が見つかっても抗がん剤治療できないので

まずは低血小板の治療からですかね?」

と聞くと、

「最近は、血小板に影響のない肝臓癌用の薬もあるし、

色々と手はあるので、大丈夫ですよ」と言ってくれた。

前の、先生とはえらい違いだ。

 

一通り、話を終えて退室する。

帰り際、「癌無くしましょうね」と言ってくれた放射線治療の先生が

サムズアップした笑顔を想像して、とても安らかな心持ちで

家族の待つ、家路を急いだ。