平泉寺



福井の平泉寺の景色です。
苔の緑が鮮やかで美しい。
こんな中では 深呼吸したくなりますよね。

今日は調気法 プラーナーヤーマの効果です。

プラーナ 息 生気と
アーヤーマ 休止
から成り立つので、プラーナーヤーマとは息の休止 を意味します。
つまり クンバカ という息止めが調気法 とハタヨーガでは言われています

私もクンバカありで呼吸法を実践していますが
息止めあり に移行するまで半年以上毎日の実践を行いました。
その準備期間が必要です
その間に、二酸化炭素を身体の中に止めることによる神経系への影響
それに身体を慣らすことが必要なんです

では、普通の呼吸と調気法の呼吸の違いはというと
普通の呼吸は、人によって違いはあるものの
よく言われるのは、男性は腹式呼吸 女性は胸式呼吸が多いです
それに比べて
調気法の呼吸は、骨盤底 骨盤隔膜に重点を置くのが特徴です

これは、肺の残気量に関係があります。
骨盤底には内臓を支える役割があり、吐くことに深く関わっているということですね

なので、プラーナーヤーマの呼吸をお伝えする時は
ムーラバンダ
骨盤底を高く引き上げる
を意識していきます。
どのくらい? いつ引き上げて いつ緩めるの?
本を読むと緩めない印象を受けます。

実際には、吸い始めに引き上げて
吐く時には緩める
次の息の直前には緩んだ状態になる。が正しい言い方かなぁ。

実践する
というのは、やはり本だけ読んでは出来ないものですね
伝られない 微妙なものがある
または、個人によって微細なところが違う

こうでなきゃいけない!
のは、ヨガではないです。
そういうことを含めて伝える。という事を続けていきたいです。

プラーナーヤーマ ヨーガ的呼吸法
第4金曜日 午後 13:30〜15時 富塚恊働センターで実践中です。


此方は、永平寺近くの滝 涼しげです
福井って素敵なところですね

永平寺の滝