歩いたところに小さな銭湯を見つけた
銭湯好きな私(vo.らー)なので一年前にこの町に越して来てまず始めにiPhoneでそれを検索したのだが見落としてたらしい
入場が460円とお手頃価格な上に隣にコインランドリーも付いているのでこれから週1回は来ようと思う
機械に洗濯物を投入すると残り時間38分と表示が出る
38分の間に風呂入ってコーラで一服してる頃にちょうど洗濯も終わっているというなんとも合理的な私である
脱衣所で服を脱ぎふと右側に目をやると鏡に映った自分の裸体
その姿に惚れ惚れしながらも大浴場の扉を開く
シャワーを浴びていると有料のサウナから突然メタボハゲ親父が飛び出して来て水風呂へ頭からダイブ
5秒くらい潜ったあと顔を上げると
ハゲ「ぶっはぁぁああ!!!!
か~~……ぺっっ!!!!」
私「………」
湯船に浸かりながら
30年後あぁいう風にだけはならないでおこうと固く心に決め、大浴場を後にする
服を着てコーラで一発かましているとちょうど洗濯が終わったようなので、中身を袋に詰めて入り口の方へ向かう
下駄箱に鍵をさして靴を取り出そうとしていると、明るくてちょっと独り言が多そうな可愛いばぁちゃんがやって来た
ばぁちゃんもちょうど帰るところで
ば「寒いねぇ。アハハハ」
私「雨、嫌ですねぇ」
なんて一言二言話した後、帰ろうとするとばぁちゃんが
「それじゃあ頑張ってね。これからの日本を支えていくのはあなた達だから。私達はもうダメだから。ウフフ。いっぱい子供作ってね」
私は思った
まず嫁をくれよと
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