認知症が進み、失行もかなり強くなってきた婆さま🧓
以前は、銀行頭取のお嬢様だったということもあり、プライドが高くて、自慢話も多い方だった。
そんな婆さまも今では、排便・排尿の感覚がなくなり、
トイレで排泄するという一連の行為そのものが、わからなくなっているトイレ誘導も、なかなかの大仕事だ。
まずは、
「立てますか?」
から始まる。
立てたら、
「手すりを使って、真っ直ぐ歩きましょう」
と声をかける。
「はい、パンツを下ろしたら、ここに座ります」
と、便座を指差す。
リハパンをなかなか下ろさせて頂けないもんだから、
すったもんだして、ようやく着座![]()
そして、この日の会話。
私「ここで、排便して頂きます」
婆さま『これ、便のためなの?』
「そうです。出そうですか?」
『それは、わかりません……』
しばらくして、
『あ、出た』
「よかったですね。なるべく出した方がいいですよ」
『え? そうなの? 知らなかったわ』
「出ないと、体に悪いんですよ」
『へー、そうなの? 知らなかったわ』
そして、ひと言。
『私、出した事、ないから……』
……いやいやいや…![]()
お嬢様、そんな事はないでしょう……![]()
こんなトリッキーな返しがたまらない![]()