またもやスマホ回収の指示あり。
今度は、入電先からの相談で、
「毎日かかってきて困っている」
「無下に切れないので、毎回長話になってしまい困っている」などなど![]()
この利用者様、認知症というより知的障害。
記憶はしっかりしている。
会話は成立するが、
〈小学校の上級生〉と話している感覚。
入電先とは、以前いた障害施設や支援センターなど。
普通に電話を掛けてくるが、
話の内容はそぐわない。
「なんで迎えに来てくれないの〜?」
「餃子食べたいんだけどある?」など![]()
そりゃ迷惑よね。忙しいのに、
こんな電話が毎日来ちゃ![]()
記憶力あって忘れないし、
長押しできるし、充電も普通にできる。
前回とは違うぞ…
回収かぁ…
さあどうする?
まず仕掛け。
入浴中、履歴をみて電話番号を一桁削除![]()
しばらくすると本人、
掛けても繋がらないもんだから、
スマホを持って事務所にきたきた。
「壊れちゃったのかな〜」
「掛けられないんだよ〜」
と。
そこで、いつものように
『これは、修理に出さないとダメですね~』
と預かる![]()
覚えてるものだから、毎日毎日事務所にきては、
「スマホまだ〜?」と。
『まだなのよ〜』『来たらすぐ知らせるね〜』等と対応する事、2か月。
そろそろ本人もシビレをきらし、
こちらも対応の文言が尽きてきた。
困り果てた末、口から出た言葉が
『今ほら、中東で事件があって石油が来ないのよ。だから部品が無くてね…』と、時事ネタで攻めてみた。
すると、本人テレビをよく見るもんだから、のってきて、
「え?あ〜アメリカの?」とかなんとか。
その先は、こちらも湯水のようにバンバンと
『あなたのスマホ、Galaxyでしょ?今、韓国から部品を取り寄せてる』『飛行機の燃料が無くてね、』『ウクライナがね…』とワールドワイドな時事ネタをブチ込んで、なんと一年ほど、 優に対応できた。
そのうち、持病で入院。
帰ってきた時に、スマホを返したが、
全く利用しなくなっていた。