『40年ぶりに再会！』

　昨日金曜日は、浅草Marsでした。田口理恵(vo)、藤橋万記(per)との女性トリオ！

　先日のブログにも書いたとおり、藤橋さんは初共演でしたが、大変素晴らしいパーカッションプレイヤーで、とても楽しく演奏させていただきました。彼女はご実家に近い、茂原＜ふぇるまーた＞というお店（現在もありますが、ライブはやっていないようです）を以前お手伝いしていたことがあったそうで、ちょうどその頃、わたしはこのお店にちょくちょく出演していたので、その時にお会いしていた、ということが判明しました。

　楽器同士のデュオにも色々ありますが、私の場合は、ベースか管楽器か鍵盤打楽器（ヴァイヴラフォン）。打楽器とのデュオは、滅多にないわけですが、万記さんのパーカッションは、リズムもダイナミクスもメリハリとスピード感があって、色彩感やアイディアも豊富で、色々と触発されることがありました。

　田口さんともまだ3回目の演奏ですが、ますます息の合った演奏ができるようになってきた、と感じています。

　初めての出会いもあれば、懐かしい出会いもありました。わたしは都立青山高校時代、軽音楽部に所属していたのですが、そこの2年上の先輩、松方正彦さんが、いらしてくださったのです。

　彼は、高校と早稲田大学のダブル先輩でもあり、現在早稲田大学理工学部の教授なのですが（わたしも早大ext講師なので、ある意味トリプル先輩ですが）、ここ10数年はジャズシンガーとしても活躍されていて、CDも出されています。....ということはあちこちから聞いてはいたのですが、お目にかかるのは、高校以来、40年ぶりでしたね。

　とにかく、高校時代は、歌が上手いことは有名で、青校文化祭のフィナーレを飾るなど、大スターだったのですが、今日もゲストで歌ってくださいましたところ、その、男性にしては高音の美声は全く健在でした。

　高校時代の知り合いは（まあ、当時は有名な大先輩だったので、友人というのは憚られるので）やはり、40年ぶりに会っても一気にあの頃に戻れるというのが嬉しいところですね。

　お若い理恵さんや万記さんからは、＜40年ぶりの再会って凄いですね！＞とびっくりされましたが、正直私クラス（？）の年齢になると、40年ぶりみたいなことって結構あるんですよね。みんな20代から40代までは仕事もプライベートも忙しくて、後ろを振り返る暇なんてないけど、50代になると、学生時代の全く利害関係がなかった友人が急に懐かしくなるものなんですよー。同窓会とか久しぶりに開いちゃったりするのも、この頃からですね。

　記念写真撮りました！