このところ、雨の多い日々でした。夫側の親類の滞在の間中、動くには余り天候には恵まれなかったです。2日ほど前に我が家を出発して行きました。自宅まで無事にスムーズに到り着けますようお願いラブラブ10歳の子連れなので移動は大人だけの時よりも少し注意が必要ですね。
我が家に滞在する前はあれもしよう、これもしよう、あそこにもここにも行こうなどと、ハッキリしないながらも計画みたいなものを立てていましたが、結局は何もしないまま、お喋りや、片付けで、日々が過ぎて行きました。それはそれで夫の兄弟姉妹寄り合って、幼い頃の話や、昔の写真、亡くなった祖父母、両親の思い出話等々、夫ファミリーにとっては有意義な日々になったようです。
いつも一緒に食事をしたのですが、我が家のヴィーガン食を気に入ってもらえたのは幸いでした。
 
イエローハートブルーハートグリーンハートピンクハートハート
 
 
 
 
久しぶりに青空が見えて、一人散歩を楽しみました。
このお隣さんの立派な家は家の前を通る誰もの関心をそそり、もう誰か住んでいるか、いつから住むのか等々質問を受けるのですが、我々は何も知りません。
 
 
確かに何年もかけてほぼ完成しているにも関わらず、住人なしの状態です。
外壁を塗装した当時は暗い感じだったのが、時間が経つにつれて、明るく、とても良い感じになって来たのに私は驚いています。やはり経験を積んだ専門家の手に寄るものであるせいかも知れません。
個人的には私は明るい雰囲気を醸し出す家が好みです。
見た目、田舎家ですが、全体、中もイタリアの美観を踏まえてシックです。暖炉もピッツァやパンを焼ける釜もついています。
 
 
 
イタリアの田舎では家はどこにでも建てることはできません。昔から存在していたことが証明されなければ、新しい家を建てることはできないのです。
しかし、反対に家は崩壊していても、地籍台帳に登録されていれば、建築許可は簡単に得ることができます。とは言え、登録されている型式(新築の場合は古く見せかけながら)を保たなければなりません。
日本と異なるのは土地よりも家(またはそこに建築できるという証明)に価値があるのかもしれません。それで、特にトスカーナ地方の田舎では家が増えることはなく、それに修復であっても、けばけばしい色合いの家はないように思えます。昔のまま、周りの自然に合った色合いを保たなければなりませんから。
 
 
 
 
ムスカリの花の紫色がなんとも言えません。プーリア地方ではこの花の球根料理が有名です。野生のものを引き抜いて料理するのはちょっと何だかですね。プーリア地方ではかなりの量を産するのかも知れませんが・・・それとも栽培するのかもですね。
雨の後なので野生のキンセンカ(カレンドゥラ)は花を閉じてしまっています。
 
 夕刻の写真ですが、遠くに村が見えます。
わたくし、ゆっくりしています。