一昨日、搾油を終えました。我が家も2018年産のヴァージンオリーブオイルを得ることが出来ました。

Grazie, grazie! (何もかもに)

 

予想に反して、味はフレッシュだし、とても美味しいです!

今年のトスカーナ地方、どこも、我が家と同じような状況のようで(搾油が遅れたところもたくさん!)、搾油所では、実を持ってこられてもあまりにも実の状態が悪く(虫が入ることにより、腐りやすいガーン)、断ることも多々あると夫に話してくれたそうなのです。オリーブの実の重さ対オイルの量でパーセンテージが出ます。パーセンテージが高いほどオリーブの実はオイルをたくさん出すわけですね。例年よりも低いパーセンテージでした。えーん 搾油所もオリーブ園を持っていて、自家のオイルを作るらしいですが、彼らも、我が家同様、時期を外して、半分以上の実は落下、それでもどうにか搾油した結果、パーセンテージが我が家よりもかなり低かったそうでびっくり、とはいえ、こんな言葉は彼らの「慰め」かもしれません。ウインク 50リットルに満たない量のバージンオリーブオイルをゲットしましたグッド!我が家はせめて100リットルは必要です。料理用にも十分使うとしたら、150リットルあった方が安心です。今年は無理でしょうが・・・。しかし、まだ、収穫は続けるつもりです。長男カップル、娘にも分けてあげたいし、どちらにしても、気候の関係からこうなったわけですから、オイルの出来はどこもそれほど変わらず、購入分もトスカーナ産であれば似たようなものだと思われます。これを防ぐためにはやはり防虫剤等の農薬噴霧が必要です。我が家は自然農法ですからなんの農薬も使いません。

 

オイルを持って帰ってくる夫と次男を迎える喜びは大きいです。お蔭様で今年もフレッシュなバージンオイルを得ることが出来ました拍手 次男は我々親にとても温かい人間で、ダンベルを使ってよく筋肉をつけようとしていますが、それが奏してか、力持ちになっていて、重いオリーブの実を入れたボックスを持ち上げて、一輪車で運んだり、車に積んだり下ろしたり、全て一人でします。一回の搾油で300kgは持ち運びます。訂正ですが先日書いた最低400kgは250kgからでした。照れ 他の方たちの実と混ぜずに搾油できる量ですね。夫には腰が痛くなるからとさせません。一番泣き虫だった子がこんな風になろうなんて、誰に想像できたでしょう。

 

次男にはひょんなことから、ウェブジャーナルの編集の仕事が入ってきて、最近ではそちらの仕事もしています。編集の仕事ぶりはとても早いです。実は私もそれほど得意ではないイタリア語を書く場合は次男に訂正をしてもらってます。あせる 30歳を過ぎてどうにか話せるようになった私のイタリア語は何年たっても、付け焼刃なんですね。身につくことなく、努力しなかったこともあり、語彙も少なく、今となっては後悔ばかりです。電子辞書ナシには新聞も難しい・・・。この話題はオリーブオイルとは全く関係ありませんが。しかし、やっと最近気づいたこと、

もしも、祖国以外の国に住むようになった場合、その国に尊敬を持つならば、言葉を正しく、なるだけ美しく話せるように努力すべきだということです。「言葉、言語」こそ、その国ですからね。いつからでも遅くはないということにして、まだ、これからがあることを信じて諦めずに目標に向かいましょう。そして、温かい心を持ってコムニケーションが出来るように努めましょう!