今回は私が大雑把に一応オルガナイズして
余裕を持って、一緒にあっちへ行ったり、こっちへ来たり・・・
変化にとんだ、トスカーナ地方の楽しみ方だと思います。
実は私も娘もまだ一度も訪れたことのなかった、
フィレンツェからそう遠くないプラートという
繊維の街で有名なところを訪問しました。
娘は建築をしている為か、
最近Ville(別荘、田舎の館)にとても興味を持っていて、
このメディチ家の別荘へ
Yさんと一緒に訪問すると決めていました。
(Yさんとはもう長いお付き合いですから
親しいのです)
本当は昼食後の訪問ですから
一箇所がちょうど良い時間なのですが、
さらに、Vinci(レオナルド ダ ヴィンチの
生まれ、育ったところ)を組み込みました。
やはり、少し急ぎ足になってしまいましたが、
どちらも重要な歴史を物語る土地、建物ですから、
行く価値はあります。
ヴィンチ村です。
観光客が思ったよりも多かったです。
Y嬢と娘は博物館へいきましたが、
私は何度も行っているので、外で待つことにしました。
風がとても気持ちよかったです。
下の写真のヴィッラはメディチ家の多くの別荘の中の1つですが、
私、正直言って、驚きました。
素晴らしい!これはルネッサン期の栄華をよく反映していると
感じました。観覧料はなんと無料です。
正面の階段は1800年代に改装されたものなので
スタイルが異なっています。元のものは2つの階段は
カーブせずに真っ直ぐだったそうです。確かに・・・。
確かにイタリアは芸術の国、こればかりは
どの国よりも秀でているかも知れません。
信じられないほどの数々の作品。
田舎生活で、芸術作品には少しも触れなかったのを
ひしひしと感じた日でした。
とはいえ、栄華を極めた貴族王侯の世界を生きた
人たちにもまた、それぞれの人生において
物質的豊かさを持っては解決できない
悩み苦しみ、悲しみがあったのだろうな~と
館の中を歩きながら、押し寄せてくる思いがありました。
そして、
昨日は海へ。
私以外は皆泳ぎました。
気持ちよい海風でした。
さて、今夜はオペラなんですよ。
プッチーニ・フェスティヴァルで
毎年行われるオペラです。
ワクワクです。
今夜はへー!!
皆既月食
日本では早朝なんですが、イタリアでは夜9時ごろから
始まるそうです。
ちょうど、オペラ会場にいるころからです
お月様が翳って行くのを
見れるかもしれません。
湖面にもその現象は写るのでしょうか?
その日に野外オペラ
ふしぎぃー