夕日を受けた薔薇が輝いていました。



刈ったばかりの芝生は次の日くらいが綺麗です。今年の初夏は雨が多いので、草の成長が激しく、追い付いていけません。日本の梅雨のよう、気候が世界中で変化しつつあるのかもですね。

一昨日の訪問者、ヴィーガンの女の子は一歳の子連れでした。ピサの動物レスキューの団体の内部で働いていたそうです。恵まれない捨て犬達の世話とかやってたそうで、ヴィーガンであることも動物愛護からです。

最近、例の泉のある村へ旦那さまとピサの街から引っ越してきたそうで、自然発酵でパンやお菓子を作って売っているそうです。紀元前から存在する歴史ある泉の水を汲みに行って、その水を使ってパンもお菓子も作っています。これほどの品質は見つかり難いと思います。小麦粉も厳選されたもの、どんなにおいしいことでしょう。一度試食したいです。

そして、世の中の人達の健康を預かる職業と言っても過言ではない食に関わる仕事をこれほど責任を持ち、信じて実行している若者がいると思うと喜びが沸き上がってきます。立派な女性です。

昔、こどもたちを連れて、わたしも近くの泉へ水を汲みに行っていた事を思い出しました。3人いたので、長男に始まり、かなり長い期間おんぶして、5リットル入りの容器を運びました。けれど、私は自分の家族までに留まっていました。

パルティーノの坂よりも更に急で歩く距離も長かったです。確かに若かったのですね。この泉は今でも水は出ているのですが、水質検査が行われていないので、飲み水を汲みに行けなくなりました。けれど、行けるとしても、今の私にはちょっときついかもしれません。まだ、大丈夫ということにしておきましょう。




久しぶりの「らー君」そろそろ、お外が楽しめる様になってきたみたいですね、北の国でも。


スープに入れる野草