久々の更新です。6月半ばから1ヶ月ばかり日本へ帰国していました。病院に入院している父に会いに行ったり、いつもは兄が実家で看ている母と二人きりで過ごしたり、1週間滞在を伸ばしたりもしたのですが、あっという間にイタリアへ戻る日が来てしまい、ピサの空港に降り立ってから、1週間です。私の不在を感じてくれるイタリアの家族の温かさ・・・私にとってどんなに大切なものか遠く離れるとよく分かります。そして、日本の両親は幸いにも兄が世話をしてくれているのが本当にありがたいです。こうして、今までの生活を続けることが許されています。日本帰国を終え、高齢の両親を持ちながら、イタリアへ向け再び飛び立つ時の哀しさはなんとも表現しがたいです。そしてそれは年を重ねるごとに大きくなっていきます。
$トスカーナの丘の上 “イル ピアネッロ” からのつぶやき

 昨日今日と道の両側の草刈をしています。イタリアを発つ前に刈ったはずの草・・・1ヶ月の間にまるで何が月もほったらかしているように草はぼうぼうです。雑木の枝も伸びています。トラクターが時々この細い田舎道を通ると、飛び出た枝などを引きちぎるようにして傷つけていきます。こうして、鎌を持ったり、剪定ばさみを持って、庭の世話や道を整えていると、本当に自宅に戻ってきた実感が湧いてきます。ありがたいです。福岡の実家でも溜まった庭掃除を汗をぶるぶるかきながら、してきました。梅雨の雨の合間に張り切りました。
 我が家で刈った草や枯れ葉、外で出るものは山積みにしていきます。皆オーガニックになるので、こちらではゴミとは呼ばないですが、実家でなんでも燃えるゴミの袋に詰め込むのが不自然でした。大きなビニール袋に10個以上びっしり詰めて家の前に出したので(2回には分けましたが)きっとごみ収集の方は驚かれたことでしょう。それでもゴミの日の翌朝はどの袋も消えていました。

$トスカーナの丘の上 “イル ピアネッロ” からのつぶやき

最近の我が家からの眺めです。夏色・・・遠くに動物の飼料になる草がトラクターで刈り取られ、大きく丸められたものがごろんごろんと転がっています。こんな風にバッレ(複)とよばれる飼料用の草の塊は全てトラクターに取り付けられた機械で出来ます。

$トスカーナの丘の上 “イル ピアネッロ” からのつぶやき

この広い広い耕作地は皆動物達のための作物を作っています。人間の口に直接入る食物が作られる日は来るのでしょうか?飢餓の原因は畜産にあるともいわれる現在、自分の周辺を見ても色々考えさせられます。我が家では自給自足の考えを基本においています。息子達はこの田舎で生まれ、育ち、現在はそれぞれ学校や仕事でピサの街にいますが、それでも、田舎をこよなく愛しているようです。
長男は来週の試験を前に、時間を見つけて帰宅、涼しい木陰で勉強に励んでいます。
 
$トスカーナの丘の上 “イル ピアネッロ” からのつぶやき

夜空も美しい今日この頃です。日中は例年にない高温の日が続いていますが。

$トスカーナの丘の上 “イル ピアネッロ” からのつぶやき