私が尊敬してやまない
図書館の責任者、J先生
彼女には3人の子どもがいる。
中学3年のKちゃん
中学１年のRくん
末っ子小学３年のCちゃん
これは末っ子Cちゃんのお話
数々の笑えるエピソードを
提供してくれるCちゃん
ある木曜日１時過ぎ
J先生のスマホが鳴った。
Cちゃんの学校からで
Cちゃん具合が悪いとのこと。
J先生、早引けして
迎えに行くことに
J先生
『本当に具合が悪いのか疑わしいわ
あの子役者だから、仮病かも』
Cちゃんの通う小学校は
うちの子どもたちも通った
カトリックの小学校で
結構厳しいのですよ...
仮病なんて無理でしょ
バレるでしょ、と心の中で
思っていた私
翌日、朝イチで
『Cちゃんの具合どうですか』
と聞いた私に...
J先生がすごい勢いで言ってきた
『大丈夫よ、やっぱり仮病だったのよ』
『やっぱりあの子役者だわ、演技のレッスンに
行かせないとね。大女優になるわよ』
どうやら仲良しの友だちが本当に
具合が悪くて帰っちゃったので
Cちゃん、自分も帰ることにしたらしい。
ここからがCちゃんのすごいとこ
具合が悪い演技をして
一度は教室にもどされたものの
再度やっぱり具合が悪いとねばって
先生が信じちゃったのだそう
迎えにきたJ先生と学校を出たら
『ママ、牛を見に行こうよ❗』
と、うれしそうにスキップしてたとか
ちっちゃくて見事な金髪に青い目の
お人形のようにかわいいCちゃん
そのとってもかわいい天使のような
見た目とは裏腹にとってもやんちゃな
女の子なのである。
J先生が語るCちゃんの話は
いつも私を大笑いさせてくれる。
早引けして迎えに行ったJ先生は
気の毒...いやでも笑い飛ばして
面白がってる様子
そんなJ先生が大好き
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