ブログネタ参加 | junko clarinetクラリネット吹き加藤純子のぺージ

junko clarinetクラリネット吹き加藤純子のぺージ

クラリネット演奏、指導

個人レッスン生徒募集中
詳細は、下のクラリネットの写真をクリックしてください**

最近のぼった気がする「大人の階段」 ブログネタ:最近のぼった気がする「大人の階段」 参加中
さっき

一段のぼりました

およそ三十年ぶりに

わたしにクラリネットの吹き方を教えてくださった先生にお電話しました

わたしがその先生に初めてレッスンしていただいたのは

中学三年生のときでした

小学校五年生から吹いていましたが

専門の先生に見ていただいたことはなく

中三が始めてでした

その時にアンブシュアーを教えていただきました

当時下唇をたくさん巻き込んで

顎も平らにしないで吹いていました

最初のレッスンはアンブシュアーでした

でも、先生は

これ、教えてもまずなおらないのよ

と、おっしゃいました

変な奏法からアンブシュアーを矯正しようとすると

始め音も出なくなります

吹奏楽部にいたわたしが、いきなり音が出なくなっては

周りも困ります

でも、わたしは常に譜面台に鏡を置いて

アンブシュアーをなおすことだけに集中しました

部活のみんなは

楽器壊れたの?

と、言いました

二回めのレッスンで

先生は

あら、直ったわね

と、おっしゃいました

そんな具合に先生はわたしに一から

クラリネットの吹き方を教えてくださいました

わたしが今教えている技術的なことのほとんどは

この時代に身につけたものです

たくさんの生徒を教えてきて

この先生に出会っていなかったら

クラリネットを吹き続けていなかったことが

わかりました

自分が指導してみて先生がいかに大きなものをわたしにくださったかが

分かりました

一度お礼に伺わなくてはと思いつつ

三十年が経ちました



今回の大震災で

ついさっきまで、普通に暮らしていた人達が

突然何万人も、亡くなってしまうのを見て

少し考え方が、

(うーん、感じ方かな)

変わりました

お会いできるときに積極的にお会いしなくては・・・

きちんとお礼を言わなくては・・・・

そんな風に

感じるようになりました




明後日から大分へ帰ることになりましたので

その間に一度会っていただくお願いの電話を

さっき、しました


そのうちにじゃなく

今やらなきゃ、いつやるのって

思うようになったのって

やっぱり階段をのぼったんじゃないかな

そう思いました