7月のおもひでレコーディングの日々。 | 矢野絢子オフィシャルブログ「矢野絢子の生態系観察所(仮)」Powered by アメブロ

7月のおもひでレコーディングの日々。

年頭に誓った「今年中にアルバムをつくる!!」がどんどん現実に。

 

この7月に、レコーディングしてきました★

 

今回はいつもよりのんびりと、時間も楽器も空間も贅沢にえらんで。

そのひとつ、グランドピアノ。大倉山記念ホールです。ホールで録るのはじめて。贅沢で静かな時間。

 

この度のレコーディングメンバー、師匠ことパーカッション奏者見谷聡一氏。

ドラえもんみたいに次から次へといろんな楽器が飛び出てきておもしろ!

 

毎日短いズボンで美脚を強調してくれたのは、愉快なトランペット奏者黄啓傑氏。

今回は、演奏だけでなく、作曲やプロデュースでもお世話に!

 

 

野良犬音楽家認定をうけた、浜のきかんぼうギタリストさいとうりょうじ。

アコースティックからエレキギター、スライドまで、感じ出す天才!私の周りには仕事が早い人ばかり。そゆ人のセンスを信じてるから。

 

 

天然リバーブと天然黄Pwww

 

 

師匠はいつでも叩いてる姿が嬉しそうで、録音なのにライヴみたいでたのしい!

 

 

エンジニアは川瀬氏。初めてお会いした時から誰かに似てると思ってたけど、リチャードギアということがわかってすっきり。

こだわりの音作りで丁寧に真摯に取り組んでくださり、しかも癒し系の笑顔に、毎日ノ―ストレス★

 

レコーディングをすると、曲たちが自分の感情や主観から離れて、その個性をそれぞれのミュージシャンが引き出してくれてほんとおもしろい。

ああ、お前はそんな子だったのね、そこが長所なのね、と気づかされる。

 

 

コーラスをしているところ。

今作は何だか、今までの流れをいったん終わらせて、新しい季節になりました、という感じがしています。それがアルバムの随所に表れてるのですが、そのひとつ、初めて生ピアノ以外を弾いている。

エレキピアノとかヲルガン。「矢野さんの弾き方はピアノよりウーリーとかローズが合いそう」といわれ、そうかならやってみようと、挑戦したはよいが、はっきりいって同じ白黒の鍵盤でも全然違う楽器ですねこれは!

リズムの出方、音の区切り、ぜんぶ裸んぼうにされたようで、一から伴奏を組み立て直した。

苦戦しまくりましたが、その甲斐あって生ピアノでは出せない世界が広がった。

 

 

パーカッショニストの方とじっくり作品作りを共にするのも今回初めて。

楽器や音色、一打の選び方、その機敏で繊細な技に感動!

 

 

 

重厚な扉。建物自体が古いミュージアムのようで素敵。ミュージックビデオとかとれそう。誰かとってくれないかなー。

カツーーーーーンと1秒が永遠に響くみたいな時間の流れ方。

 

 

 

トランペットは花形の楽器。黄Pは如何様にも吹き分けます。水彩画のように遠くに霞んだり、いきなりアッパーカットしたり、子供みたいにはしゃいだり。歌に寄り添う天才。

 

 

 

毎回思ってますが、今回のアルバムもやはり、「うたがいい」。

もうこれ以上もこれ以下もなし。というものを切り取って、閉じ込めた。

私のアルバム。11枚目のオリジナルフルアルバム。

20周年の今年に、このメンバーで作れて本当にうれしい。

 

 

発売日とレコ発も決定★もうちょい先ですが、お楽しみに!!!!!!

 

 

歌うたい歴20周年を迎えた2017年の集大成。
矢野絢子New ALBUM「ミチスガラ」Release!!!

オフィシャルサイトの蒼い鳥ショップにて
2017年10月5日より先行通信発売開始★

http://yanojunko.shop-pro.jp/


2017,10,27(金)東京・碑文谷アピア40にて
レコ発ライヴ決定★