昨日の夜、クリは喉がゴロゴロして全く眠れませんでした。

 

1時ぐらいまでは、

私も冷静に対処していたのですが、

だんだん頭がぼ〜っとしてきます。

 

時差ぼけも手伝って、久しぶりに

「も〜、ダメだ」と身体が悲鳴をあげました。

 

鼻から吸引したり、

口にもチューブをさしたり、

 

一瞬は咳が治まっても、

また喉が鳴り出し、

 

次は上半身を起こして、ベッドの横に支えながら座らせ、

少し呼吸が落ち着いたら、

ベッドに寝かせ、、

 

寝る位置が足元の方に下がっているので、

クリの体全体を頭の方向に持ち上げる。

 

 

その繰り返しです。

 

クリも本当に辛そうな顔をしていて、、

 

サチュエーションが90以下に下がり、、

 

また吸引。

 

 

 

 

我が子が辛そうにしているのを見る時は、

どうして時間の進むのが遅いんだろう。

 

 

 

 

それでも、

私が日本にいた2週間は眠れていたそうだから、

クリも安心して、甘えが身体に出ているのかもしれない。

 

だから大事には至らない、、と自分に言い聞かせながら、

ずっと時計の針を見続けていました。

 

 

 

こんな状態では、

アシスタントナースの勉強をするのも無理なんじゃないか、

自分の身体も持たないんじゃないか。

 

どうしようもなく暗くなってしまいます。

 

 

朝まで待って、

「咳で眠れないの。辛そう」と友人にテキストをし、

気持ちを落ち着かせて、

私は深呼吸ばかりしていました。

 

 

 

 

 

二人の入院。

千秋さんの死。

引っ越し。

 

あまりにもたくさんの変化があったから、

人生が完結しまったような気になっていたのですが、

 

これからも病気との闘いは続くんですね。

 

 

 

我が家の場合は、本当に『闘い』です。

 

クリの場合は、いつ、何があってもおかしくない状態まで進んでいます。

それでも諦めきれなくて、

思いつく限りの事をしてやりたくなる私。

 

 

『自分でも、、そんなに夜中に動いていたら、自分の身体が持たない。

まず最初に気をつける事は自分の身体』とわかっていても、

 

あと一回、身体を起こしたら、

あと10分、胸をさすったら、

苦しまずに眠れるんじゃないか、、と思うと、

動いてしまいます。

 

 

そして、

翌日はどっと疲れて寝込んでしまいます。

 

『病気との闘い』の日々です。

 

 

 

でも、、まあ、いい。

 

 

千秋さんも私も、こういう生き方しかできないんでしょう。

こういう生き方だから、今まで生きてこれたのかもしれない。。

 

そう思って、今晩を乗り切ります。

 

 

 

今日は苦しまずにクリが眠れますように。

 

 

これからも、たくさんいい事がありますように。

 

おやすみなさい。