先日、打ち合わせを終えて、ニューアジアン.モダンベトナミーズ AnCom(アンコム)のランチペアリングを初体験。



まず、七本槍awabuki スパークリングにて乾杯✨
綺麗な柑橘系の風味に誘われつつ、泡の喉越しも爽やかなので、身体が自然にお酒を求めてしまう。

ごっくん、ごっくん。
お風呂上りにも飲みたい日本酒🍶に出会ってしまいました!



1品目はパパイヤサラダ×七本槍awabuki 

それぞれの野菜がフレッシュな存在感を保ちながら、口内で酒カスソースとリズミカルにたのしく混ざり合う。しかも2種類のパパイヤの食感の鮮やかなこと。胡麻の香ばしさもほんのりと通過して、なんて面白い5味を実感出来るサラダなのでしょう。

ペアリングさせたのは、玉栄という酒米60%精米で低アルコール7%のawabuki。香り、味わいの濃淡、食感、温度などのバランスがトータルで整っているペアリングって、なかなか出逢えない。スタートが素晴らしいと、期待値が高まります。


2品目
エビの生春巻きしょっつる×仙禽ナチュール2020

口内調味のお手本のようなペアリング。口内に食がまだまだ残っている早いタイミングで、お酒を流しこむ。まさに口内で食にソースをあわせるかのように、春巻きとナチュールをじっくり一緒に咀嚼。

今季のナチュールは、日本酒の枠を超えたような変革を感じていましたが、飲むというより、食べる日本酒としても大活躍。


3品目 あげ春巻き 筑前煮×青鹿毛 大麦焼酎

レタス、ミント、大葉などの多種類ハーブであげ春巻きを包みこんでいただきます。品のある香ばしいサックサクの春巻きの衣食感に、和の風味も新鮮。そこに大麦焼酎の香ばしさはもちろんのこと、クリアな発泡感であぶらをすっきりと切ってくれます。お酒に大麦の柔軟なコクがあるからこそ、こういう合わせ方も楽しめるのでしょうか。 


4品目 チキンフォー×悦凱陣 金比羅大芝居

外苑前の大人気ベトナミーズ、アンディーのフォーはそもそも好き…姉妹店であるアンコムのフォーも当然、美味しい。

しかも、多種多様なハーブ、一瞬で風味がはじける鹿児島の鰹節、スダチで味変が何度もできるなんて。

人肌燗で酒質がやわらかくまろやかになり、フォーの出汁やチキンのとろけそうな旨味にも寄り添います。


5品目 ベトナムコーヒープティング

甘さをぐっと控えた、引き締まった苦みのあるプティング。ホットハーブティーと一緒に。甘みじゃなくて、コースのこういう締め方があるのですね。

アラカルトの一皿ごとにも、全てボーダレスなペアリングが施されています。

アンコムの全部のペアリングを体験してみたくなりました。


ご案内いただいたのは、日本初のワインティスター、アンディ&アンコムのオーナーソムリエの大越基裕さんです。ぽん女会でも大変、お世話になっている方です。

ご多忙な中、学びと感動を本当にありがとうございました。