昨日、ペニンシュラ東京にてSAKE COMPETTION 2019 表彰式&授賞パーティーが開催され、参加させていただきました。


SAKE COMPETTION とは2012年からスタートした市販されている日本酒の酒質をブラインド審査する品評会です。国内から413蔵、海外から13、出品酒総数は世界最多の1919点。去年は、1772だったので、この1年でも飛躍的に出品数が増えていることが一目瞭然です。



部門は海外出品酒、純米酒、純米吟醸、純米大吟醸、Super Premium、吟醸、スパークリング、ダイナースクラブ若手奨励賞、JAL空飛ぶSAKE賞、今年から新設された日本酒とあう食を蔵元90名が実食で審査するおつまみグランプリ。

今シーズンは酒米の仕上がり具合が良好ではない傾向にあったからこそ、各蔵のハイレベルな技術の戦いが繰り広げられたようです。



授賞された各蔵元の皆様、心よりおめでとうございます‼️


授賞結果につきましては、最速で記事を出されたSAKETIMESの記事をぜひ。

https://jp.sake-times.com/special/news/sake_sakecompetition_2019_promptreport



ただならぬ緊張感が漂う表彰式は、国税庁・吉井審議官のご挨拶で幕開けしました。


ロンドンジャパンハウスで日本酒試飲会やセミナーを開催、パリのG20では3つ星レストランシェフに日本産酒類PR、迫る大阪G20でも日本酒を提供し、海外の要人やプレスに知ってもらえるよう、これまで以上に丁寧に日本酒の下支えをしていきます。また、長期低落傾向にあった日本酒の売上高が、現在、微増しています。それは、質の高い日本酒、単価の高い日本酒が支持されている傾向にあるからです。事業者の努力と消費者の評価の結果と言えるでしょう。2020オリンピック・パラリンピックに向けて日本の良い文化、日本酒を国内を問わず発信していきたい。」と力強く語りました。

 

TBS宇内梨沙アナウンサーの司会で続々と授賞発表されていきました。授賞蔵とそうではない蔵の天と地の明暗、悲喜交々が一気に伝わってきます。



 純米酒部門で1位の宝剣酒造様がスピーチをする際に、ぐっとこみ上げてくる喜びを、涙しながら絞り出す声で「苦しかったけど、つくって良かった」と一言。切ないくらいに感動しました。

 

自己評価では低かったものの、まさかのトップという純米吟醸1位の廣木酒造本店様のはじけるように輝く笑顔も印象的でした。

 

Super Premium1位の高木酒造様は「体調を崩している父に良い親孝行ができました。父にリーデルトロフィーを渡したいです。酵母や麹菌は目に見えません。目に見えないものを自分で感じられるように、日々考えながら酒造りをしています。いつかプレゼンター中田英寿さんからトロフィーを受け取りたかった。本日はハッピーでございます!」と晴れやかな笑顔でした。



授賞後、1位の3人の貴重なスリーショットです!




夜は、24階に移動して豪華な立食パーティーが開催されました。ペニンシュラ東京の日本酒に合わせたオリジナルブッフェと授賞酒を楽しめるラグジュアリー空間。



J-WAVEナビゲーター、レイチェル・チャンさんの司会で、蔵元インタビューや洗練されたステージが進んでいきました。









確実に日本酒の価値が高まり、さらにその価値に気づき始めた世界がリアルにどう発展していくのか、楽しみでなりません。

 

各部門授賞された皆様、改めておめでとうございました‼️


素晴らしい体験をありがとうございました!

 

SAKE COMPETITION HP

 https://sakecompetition.com/