冬晴れの週末、10周年を迎えた宇和島クラブが開催され司会をさせていただきました。宇和島は伊達10万石の城下町、その伊達家の奥座敷が旧伊達町として恵比寿にあったという縁から、今年も恵比寿ガーデンプレイスが会場です。宇和島出身で関東に暮らし、様々な分野でご活躍されている20代から80代くらいの約120名が集まりました。
こんなにもたくさんの方々が関東で暮らしておられるということがまず嬉しいですし、ふるさとの市役所から司会というお役目をいただけることこそ、財産だなと思います。
まず、身長190センチ、体重100キロという日本一大きな新市長であろう岡原文彰氏による、自己紹介や市政報告がされました。
平成29年7月の人口77,729人、人口増減数-1464人、高齢化率27,2%、子供の割合15%とのことで、過疎化が進んでいる現状も知らされました。
市立病院の看護師募集のお知らせや、真珠の母貝育て、みかん栽培農家などへの移住希望者も全国から募っています。
駅前の再開発が決定し、子育てセンター、図書館、生涯学習センターなどが新設されるということで、駅周辺が進化していくのは帰省した際の楽しみです。
新市長は、「子供たちの背中を押して、外での活躍を一層、応援していきたい。そして、振り向いてくれたときに期待に応えられるような市政を。」と力強く宣言されていました。
じゃこ天、一六タルトなどの名産品の販売、大抽選会などでも盛り上がりましたが、男子フィギュアスケートで金銀メダル獲得というタイムリーな吉報も共有でき、会場がお祝いモードで熱気にあふれました。
お写真は、新市長(右)、世が世であればお殿様と奥方様でいらっしゃる宇和島伊達家13代当主ご夫妻(左と右から2番目)、(左から2番目)シンガーソングライター花れんさんと。
季節の彩が美しい鬼ヶ城連山と、鯛にハマチにと海の幸にも恵まれた宇和海、眩い太陽をたっぷり浴びた雄大なみかん畑…10年後、100年後と素敵な宇和島市が続いていきますように。