快晴の週末、艶々の黄葉、所々青々しさが残る葉のイチョウ並木に時の美しさを感じつつ、靖国神社へ。靖国会館にて、新政酒造×ボー・ペイサージュ&有田焼創業400年プロジェクト「地の盃」トークイベントが開催されました。私は司会進行という役割で伺いましたが、一人の日本酒ファンとしてとても有意義なひとときになりました✨
ヴェンナチュールワインの栽培醸造家岡本英史さんが、様々な業界の生産者にお会いした中でも、新政酒造の佐藤裕輔さんのような考え方をお持ちの方は初めてだとおっしゃっていました。造り手としてリスペクトしあうお二人が、ワインをつくること、日本酒をつくることからみえてくる社会的責任や環境保全について、日本の現況への危機感、使命感を持って未来を語り合う!日本酒ファンとしては、楽しんで飲むうえ
での責任も現実的に感じられるエピソードばかりでした。打ち合わせの際、岡本さんが【飲むことはクリエイティブ】と素敵なエッセンスを口にされていて、本来の消費者の倫理観も考えさせられます。岡本さんに関する記事はたくさんありますが、こちらのリンクを貼っておきます⬇︎
https://www.diastandard.com/journal/201512feature04butterfly01/
有田焼400周年の地の盃https://jinosakazuki.jp/ へかける数年越しの関係者の皆様の酒器報告や、今後の展望も興味深いものでした。日本酒と酒器と人のコラボレーションは、伝統が深いからこそ新たに始まったばかり。佐賀のお宝ブランディング過程を多角的に事細かに伺えたことで、そのストーリーもからまって有田焼への興味もより増します。有田焼と佐賀のお酒の未来も楽しみです。
農家さんとデザイナーさんが想いを重ねたチャームというアクセサリーブランド展示がありました。「自然の一部を見にまとう事で、その美しさや自然の恵みに想いを馳せ、敬う心を新たに。また、このモノ作りを共に分かち合い、その場が細かくとも長く続く、地域の中の、さらに地域⇔都市の、互助・共助コミュニティとなっていくことを目指すプロジェクトです」パンフレットより一部抜粋。http://chfarm.gift/
新政酒造の秋田の酒米でつくったイヤリング、おいしそうで可愛かった❤️酒米のかんざしがあったらみにまといたいな^^
この度、ご縁をいただきありがとうございました