今日から3月ですね。

雨がしとしと降りづづいた日曜日ですが

とある公園に河津桜が咲いています。


咲いたり閉じたりを繰り返し、

ためらいながら1か月以上も咲き続ける河津桜。

一気に満開になり散ってしまう

ソメイヨシノとはまた違った魅力にひかれます。



今、一冊の絵本を手に取っています。


宮城県・石巻漁港の木の屋石巻水産の「希望の缶詰」。

東日本大震災後、

大津波によるドロの中から出てきた缶詰に関わる復興。

缶詰をみなで一緒に洗ってよみがえらせていく、

その想いや行動はプラスのエネルギーを

世に羽ばたかせた・・・!


そんな現実が絵本になることによって、

小さな子供たちの胸にも

何かを届かせることが出来たら本当に素敵ですよね!

私も娘に絵本を 読み聞かせをして

金華サバの缶詰を美味しくいただきました。



一昨年、震災後に宮城県の港町閖上地区を訪れた際、


酒蔵の数トンもあるタンクが

真っ逆さまになったままだったり、


幼稚園の跡地であることが

予想される看板の文字のみ残っていたり、


遠く水平線が見えそうなくらい

荒れた平地が続いていたり、


目の前の現実に思考も息も身体の動きも止まりました。




来週は、石巻の酒蔵を訪れます。


生活、祭り、郷土料理、器などの

伝統産業、神事などにも関わっている日本酒。


そこから石巻の今の文化や人も感じてきたいと思います。