暦の上では春が立ちカニが旬を迎える二月、和装の帯に春を待つ女心を込め、【プレミアムぽん女会~珠玉のふくい~黒龍×越前ガニ】の美々しい幕開け。東京エリアのみならず、大阪、名古屋、静岡からもお越しになった約50名の「ぽん酒を嗜むぽん女」たち。晴れ晴れしい笑顔に包まれた青山の望洋楼が舞台となりました。


1804年創業、黒龍八代目水野蔵元から、兵庫県東条産の酒米愛山の、今季から幻となる純米大吟醸熟成がサプライズプレゼントされました。全員の乾杯グラスも蔵からの直送です。天井の黒龍の酒林に見守られながら、一人一人の感嘆の声が共鳴しあって、私はスタートからクライマックスへと一気にのぼりつめ、ラストまでその興奮状態が続くことになります(笑)出品酒も水野さんがぽん女会の為に熟考してくださった五種類です。今しか味わえない新酒の垂れ口、酒袋から自然にしたたり落ちる一滴から名付けられた大吟醸しずく、優しい飲み心地は女性にもおすすめな特選吟醸、山田錦の深く上品な熟成味を生かした純吟三八号、黒龍初めての純米酒である九頭竜純米のお燗・・・


明治創業望洋楼のカニキング・刀根社長...のふくい愛、カニ愛の凝縮された生トークや豪華絢爛なカニ懐石コース!塩雲丹ソースの胡麻豆腐、せいこ蟹甲羅盛り、お造り、皇室献上の若狭カレイ一夜干し、朝まで日本海で生きていたタグ付き越前ガニ一杯、越前カニグラタン、越前おろし蕎麦、杏仁豆腐が採算度外視で大盤振る舞いされました。越前ガニは、芸術品のような品格のある艶やかさ、思わず心を奪われます。味わう際には真正面から向き合い寡黙になりつつ、背筋が伸びるような不思議な緊張感がありました。カニキング自らふくいの冬の味覚の王者の競りに出向き、その日のお昼には青山で堪能できるなんて驚愕!?望洋楼の梅原マネージャー、料理長(お嫁さん募集中)、女将をはじめスタッフの皆様の凛としたおもてなしにも癒されました。



まさしくカニ酒革命となった記念すべき日!ぽん女たちからは、アンケートで魅力的な感想を寄せてくださったり、それぞれの感性で発信してくださったり、本当にありがとうございます!未熟な主宰者であるにも関わらず、昨年10月から企画を一緒にあたためてくださった水野さん、カニキング、望洋楼の皆様にぽん女一同より、心から感謝申し上げます。