許してみる | 睡蓮のひとりごと(仮)

睡蓮のひとりごと(仮)

ひとりごと、むにゃむにゃ

自覚が出たときには手遅れ、だから。


やらなきゃいけないけどおやすみ。とりあえず入稿が終わったので。


昨日、いいピアノで少し弾いて歌ってきた。ひさしぶりに。高円寺のグッドマンなんだけど、オープンマイクの形なんだけど、インストとかなんでもありのまさになんでもいっぱいDay。


ここでの演奏がいいのはスタインウェイのグランドピアノ、よくわからないけどタッチと音が明らかに違うので歌も変わる。


いわゆる高級なお姉さんたちがいうスタインウェイというよりは、タバコの煙もたくさん受けたであろう鍵盤の色、どなたか有名な方が置いて行ったものと聞く。上品なこだわりというよりは、自然に調和する感じ。


スタインウェイに関しては「その看板だけで」騒ぐ人がいるんだが、私の感覚としては弾いた時に鍵盤の沈みが浅く、木が硬いという感じがする。ヤマハは深くて強ければ強くなる感じ。さらにレコーディングに使ったのはカワイのアップライト。


ベーゼンドルファーとかは見たことはあるが触ったことはない。


高円寺グッドマンは元は荻窪にあったそうで、老舗のジャズ箱なんで、オープン的な感じでも緊張していく。


16日のワンマンのお話をさせてもらい。マスターにおそるおそるチラシを渡したら、余っている分は吊るして行っていいよって言ってくださり、みなさんの告知と一緒に吊るさせてもらう(自分でやるんだよっていわれた)


で、「貼っといたよ」と渡した一枚を貼ってくれて。


はっきり言ってここのマスターは私が知る中でもぶっちぎりのベテラン、大人なので、別の場所の告知で申し訳ないと思って、礼儀のないことをしたら一発見抜かれそうな緊張感があるけど。


頑張ってる人は好きなんだ的なことを言ってもらえて心の荷物が降りる感じです。


もう、仙人みたいな人はたくさん会ってるんだけど、ご自身で後期高齢者で逆に税金取られる的なお話をされていたので、さらに上だったりする。


本当に私などは小娘なのだろうけれど、余計なことを語らず、口を開く時には励ましてもらってる。


やってきてよかったんだなと思えて。


正直、ライブ告知が苦手すぎてプレッシャーになっていたんだけど、もう無理なら無理でチラシ配って歩いて、何か誤解されるならそれでもいいやって。


チケットも安けりゃ安い方がいいように言われることもあったけど、あんまりやるとそんな価値のないものかなとかにもなるし。


仙人をさらに超越した人が頑張ってる人認定してくれたから、きっと足りなくても頑張ってはいるのだ。


完璧は無理だし。


自分を許してみる。