なんか、楽しく過ごそうとか思えている私が夢のようです。
辛いことはあるんだけど…。自分の感覚が変じゃないと思えることもあって。
表現者という言葉があるけど、私も最初は使っていました。便利な言葉なんですよ。叫んでいれば表現者になれる部分。
だけど、あるギタリストの人に、表現者というのはある一部の人たちが使う言葉で、ミュージシャンと表現者は違うという話をされてから、そういえば私、表現したいわけじゃないんだよなっていろいろ考え始めました。
表現者っていうのは例えば音楽ならば音楽を使って自分を表現するわけだけど、そういえばそもそも信念なんかないんだよなとか思いました。表現者という概念を外した方が自由になれた。
芸術家、アーティストであれば話は別です。芸術家は逆、自分を使って芸術を作り上げる人のこと。
音楽が人間のための道具なのか、人間が音楽の道具なのか、似ているようで真逆なことなんです。
まあ、我慢がなければどっちでもいい話なんだけど、表現者という言葉を使って偉そうな話をしてくる人がいると気になってしまったり。
自称表現者の方のくだらない蘊蓄。ただし。プロの人がそういう話にも波風立てずに付き合うのをみると私ごときが荒立ててもいけないという部分もあります。
ただ、これやってると本当に上から目線で否定的なことを言ってくる人もいて落ち込んだんだけど。
こないだ露骨にインプロだと興味を示さない人もいることに少し驚いて、そりゃ私が否定的なこと言われるのも仕方ないわなと開き直れたわけです。そのインプロが素晴らしいものだったし。
今、やろうとしてるのは自分の曲だけど表現とか考えてない。それが楽しい。私の考えつかないアイデアが出てきてワクワクしてる。それができるのは、積み重ねてきたものがあるからだよ。
ってなんか考えてました。