子どもを改善させる指導とは? | 阿部教育研究所 阿部順子

子どもを改善させる指導とは?

昨日に引き続いての記事ですもみじ

 

算数の指導についてまとめました。

 

質問された問題に対し、初めから説明したのでは、わかっている部分

が説明されることになり、無駄な時間となり、子どもは退屈します。

教わる方としてはわからない部分だけをどうにかしたいのです。

 

まず、つまずいた部分を聞きます。

それがわからない時はできるところまで解かせてみて

どの部分でつまずいたのかを把握します。

そして、そこからが注意。

 

教えてしまうのではなく、ヒントを与えます。

説明を受けるよりもヒントをもとに自分で導きだした方が、記憶に残ります。

 

そしてわかった時、子どもの瞳は輝くはずです。

 

 

ヒントをもらって考え、わかった(できた)のは自分です。

解けた喜びを感じさせてあげることができます。

 

わからない(不快)→わかる・解けた(喜び)

不快が喜びに変わるので気分が良くなります。

 

こうして関わっていくと、受け身だった姿勢が改善され、積極的に取り組

めるようになります。算数が好きになります。

 

次に、公式を教えるのではなく概念を教えてあげましょう。

概念を理解すると忘れません^^

しかも算数面白さが味わえます。

算数で記憶する必要があるのは基本的な単位くらいです。

単位といっても全て覚える必要がなく、例えば長さの単位だけ覚えれば

広さや体積の単位は覚えなくても簡単に導き出せます。

速さや割合も公式を詰め込まれるととたんに面白みがなくなるのです。

概念を理解させた後に、だからこんな公式になるのよ。の進め方が理想です。

 

そして解く姿勢ですが、『勉強』という捉え方をせずに『クイズ』を解く

感覚で挑戦できたらグングン伸びます。

 

特に中学受験の問題は○○算と呼ばれるクイズのような問題が満載。

 

『おもしろいでしょ?? これ勉強というよりクイズだよね!!

さあ、次なるクイズは?』

6年生のM君とは毎回そんな会話で算数を愉しんでいます。

気持ちを軽くして面白く積極的に取り組んだ方がひらめくものです(笑)

 

やる気のない時・成績が伸びない時はやり方を見直す価値ありです満月

 

阿部教育研究所・ジュニアメイト学習教室

代表 阿部順子黄色い花