お宝て。
私にとってのお宝写真なんだけどね。
なんとなんと。
20年くらい前の舞台写真貰ったの。

東京に来て二つ目の出演作、すいません劇場「246の星」。
人生初の宮崎弁芝居で自分より年上の俳優さんのお母さん役でした。まだギリ20代。

オープニングで東京に住む息子からの電話に大喜びの母ちゃん

法廷で泣きながら証言する母ちゃん。


コレは多分オフショットではないかな…。
ほっぺの高いとこの位置がちがう。20年の月日と重力は容赦ない。

プロカメラマンの方が撮ってくださってたんですよねー。まさかまさか、舞台写真をいただけるなんて思ってもなかったです。

写真てすごい。見た途端、普段思い出すこともなかった思い出が溢れかえってきた。
できなくてできなくてダメいっぱい貰ってめちゃめちゃ落ち込んだりさ。ゴールデン街近くの居酒屋さんで上演したから衣装の寝巻き姿で新宿歩いたこととかさ。その寝巻き、衣装ケースにまだあるし。上演したお店はもう無くなっちゃったけど、ニオイまで蘇る。
そうは言っても細かいことは忘れてるけどね!

この頃は今の自分は想像もしてなかったなぁ。
こんなに芝居を続けられると思ってなかった。

今、この写真をいただけたのは初心に帰れってことだ。きっとそうに違いない。

ちょっと、もー。あー。頑張るわ自分。

当時お世話になった「すいません劇場」さん。この次の作品で解散しちゃったんですけど、ほんっっとにたくさんの事を教えていただきました。
こまかーい芝居テクとか。今もめっちゃ活用してます。ありがとうございます。
これからも頑張りまーす( ´∀`)