試合が決まっているというのをWikiで見てから気になってたんですが、時間が経ってすっかり忘れてました。

それがブアカーオ×ハン・ウェンバオの試合です。

RWS(ラジャダムナンワールドシリーズ) で行われた71.2キロのキックルールマッチ
RWS=ムエタイのイメージだったんですが、キックルールの試合もあるんすね。外国人の試合をRWSでチェック=全部ムエタイだと決めつけて見てたんですが、キックルールは頻度としてはどんなもんなんでしょうか。

 


■ブアカーオ×ハン・ウェンバオ(フルファイト)


なんで試合があるかを思い出したかと言うと、Youtubeを開いたら出てきたから😄✋
 


ブアカーオはお馴染み、魔裟斗のライバルでもあった旧K1王者
40を過ぎても新K1王者の木村ミノルにKO勝ち、安保とドロー。今年はK1MAXトーナメントに参戦してストーヤンにダウンを奪われて負けています。
近年の対戦相手を見ても、どこまで実力を残しているのかわかりにくいレジェンドです。僅差ならブアカーオの勝ちになるだろうし、ちょいと負けてるくらいならドローになりそうなイメージなので・・(笑)

相手のウェンバオは2017年にK1に参戦して負けている中国人
今年、武林風のトーナメントに参戦してベスト4に残っています。他のベスト4はK1王者のオウヤン・フェン、セメノフ(K1参戦予定だった)をKOしたマリアン・ラプシュネアヌ、ONEのユスポフやGLORYのウリアノフに勝ったルオ・チャオの4名。
ウェンバオはズエフ、ジョムトーンといった全盛期が5~10年前の2人に勝って勝ち上がったみたいですね



で、試合を見た感想。


結果はブアカーオの3-0(30-27)での判定勝ちでした。


俺は国内基準なら全ラウンド10-10だと思いました。
3Rだけブアカーオでもいいかな、どうかなみたいな。

どちらかに付けるなら、俺は1~2Rがハン。
3Rがブアカーオでハン・ウェンバオの勝ちだと思いました。ただ、2Rはハンのパンチを取るか、ブアカーオのヒザを取るかで迷うくらい僅差だと思ったし、RWSの基準(ムエタイ寄り?)やブアカーオの威光込みだと妥当な判定かなと思う。


Youtubeのコメント欄でも、ムエタイしか知らないからルールがよくわからないというコメントや、ごく一部はスパーリングのように見えたというコメントも。
俺も似たような印象を受けたんだけど、そう見せるのがブアカーオの技術なのかもしれないし、そこはわからんですね。

でも今年のストーヤン戦でもブアカーオはかなり強かったから、このレベルの相手と十分渡り合える実力を保持しているのも事実だと思います。