先週末、アベマTVRISE WORLD SERIES 2024 OSAKAを見ました。
メインが53キロの王座戦だったので、これはあんま視聴数が伸びないんじゃいかなと思ってしまいました。でもそれ以外に結構気になる試合が組まれている大会でもあり、なんだかんだ楽しみでもあった🤪🤪

というわけで、印象に残った数試合の感想をパパッと残しておきたい。
試合動画は『abema RISE 2024 (格闘)』で検索すれば見逃し配信で視聴する事ができます。その後はYoutubeのRISE公式にアップロードされるでしょう。



■アベマTV RISE 2024 6.15RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA


第1試合の野田蒼×JIN(53Kg)の試合。
この試合自体は現状でトップ戦線には全然絡んでこないし、別にどっちが勝とうがどうでもいいなって感じだったんですけど、何か色んな意味ですげえ試合でした(笑)

1Rに野田がダウンを奪って、JINに減点まで発生していきなり野田10-7になってる可能性大(解説もそう発言)。
今度は2Rにレフリーの腕が目に触れたかでJINがお休み。悪いなとレフリーが謝る声が入ってるから、それが原因だと思う。そして野田のホールディングにイエローカード。

3R野田の蹴りがJINのチンに2発もINしてJINが悶絶
もう荒れまくってて故意なのか偶然なのかわかりません。でもこのまま進めば野田の判定勝ちでしょうし、金的2発で悶絶してるJINが巻き返すのは難しい。

さあどうなる!!と思ったらだぞ?




なんと野田の首を抱え込んだままJINが倒れてプロレス技を決めたような状態に
なにこれ、48の殺人技の1つか何かですか🤣🤣

故意ではないんでしょうけど、連続チン蹴りを喰らった事を考えたら、これくらいはやり返してもええやろとは思ってしまった。そしたらそのまま野田が立てなくなってしまったわけです。
まあ野田の方から突っ込んでるようにも見えるけどね。

こりゃめちゃくちゃな試合展開過ぎてどうでもよくなってくるなと思ったら、レフリーもどうでもよくなったのか野田にダウンを宣告。んなアホな!と言いたくなるけど、なんとそのままJINのKO勝ちという事になってしまった。

さすがにこれ無効試合じゃないの?と疑問を持っちゃいましたが、視聴者も運営もどうでもいいのか結果に抗議&審議している様子は特に無し。しかし野田のSNSを見ると、偶発的なトラブルで立てない場合はダウンというのがルールだそうです。

レフリーがどうでもよくなったわけじゃないんだな(当たり前だ😂)


まあ、よくわからんけどRISEだけはガチという事で✋✋



■アベマTV RISE 2024 6.15RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA

RISEの重量級エースである南原とジェシー・アスティル(Jesse Astill)とかいうよくわからん外国人の試合。
アスティルに目立った実績はないようですが、ちょこちょこ名前を聞くティアン・デ・ブリーズ(22戦全勝)と戦って4度倒されKO負けしているようです。


 

■今年2月にアスティルがKOされた試合(1~2Rで2度ずつダウン)

英語Wikiだと、今年7月に開催予定のレジェンド(アーツ主催)で来日予定みたいですね。




そのティアン・デ・ブリーズに負けているアスティルの猛攻でいきなり南原がダウン。どの試合で何回とかまでは覚えてないけど、南原ってかなりダウンは取られてますよね。
それでも最後は勝つみたいな感じで、今回も最後は逆転のKO勝ちを決めてましたよ。ってか、アスティルさんは一気に失速してカラータイマーでも付いてるのかと思いました🤣🤣

シュワッチ👊🤪💨




白鳥×ペトル・モラリ。
モラリはGLORY65キロランカーであるヤン・カッファと戦ってKO勝ちした事のある選手で、前回の来日ではRISE67.5Kg王者の中野に勝っちゃってます。67.5キロのモラリと65キロの白鳥の対戦というより、65キロのモラリが67.5キロの中野に勝っちゃったって感じの印象で、この試合は65キロ適正同士の戦いという目で見てました。
まあ、白鳥も下から階級を上げてきている選手ではありますが

俺は
1R:10-9で白鳥(やや)
2R:10-9で白鳥
3R:10-9の30-27で白鳥だと思いました。

実際の判定は30-28が3名で白鳥の判定勝ち。
前回も特に見どころのないままなんとなく勝っちゃったモラリですが、今回はなんとなくそのまま負けてました・・(笑)




54キロのエースと化している田丸はvs日本人無敗とかいう意味不明な謳い文句の韓国人ジョン・ヒョヌと対戦していました。
ニュースサイトで取り上げられていた影響か、この試合だけアベマで40万視聴まで数字が伸びちゃってます。K1の大会もそうだけど、ニュースサイトで取り上げられてリンクが貼られた動画は数字が伸びてますね😲😲

対日本人無敗って果たして何人の日本人と戦ってきたんだと気になりましたが、実況も解説もジョン・ヒョヌをチョン・ヒョヌと間違えてる時点で大した選手ではないでしょう🤣🤣✋

試合はあっという間、ほぼ蹴り1発で田丸の1R秒殺KO勝ちでした。




■アベマTV RISE 2024 6.15RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA

俺が今回の大会でかなり気になってたのが宇佐美メイソンと中野の対戦。
K1やノックアウトでも試合をしているメイソンがRISEにも参戦です。まだ中野と戦うには早いんじゃないのとも思えるけど、勝って一気に日本人67.5キロ~70キロトップ戦線に殴り込んでいきそうなオーラのある選手でもある。
 

話題性に欠ける汁男優みたいな選手が多い中、メイソンはNext魔裟斗ぐらいに盛り上げてくれる存在になりそうな気もしたり・・。

で、この試合はかなりおもしろかった。
でも2Rにバッティングやローブローなどもあり、そのまま負傷判定という消化不良な結末となってしまった。判定もドローでした。

俺は
1Rは10-10

2Rは10-9でメイソンかな

実際の判定は20-19でメイソン、19-19、20-20と完全に分かれていて、何かモヤッとする結末。でもバッティングやローブローを考えたら、普通は申し訳ないなという雰囲気になると思うんすけど、メイソンは負傷判定か採点に怒りを露わにしていて、やっぱ普通のメンタルではないなと思いました。
そういうアンチを生み出すような選手こそがK1やRISEに求められてると思うので、今後もメイソンに注目したいですね




中村寛vsタリソン・ゴメス・フェレイラ、改めタリソン・クレイジーサイクロン・フェレイラの対戦。
いつの間にか掃除機みたいなミドルネームになってる事に気づいてませんでした💨💨

タリソンはすっかりRISE常連の外国人ですが、押していても最後は負けてしまう事も多く、良くも悪くも試合が盛り上がる選手です。中村は前回の与座戦でかなり評価を落としてしまっているので、景気の良い勝ち方が求められる試合でした。


結果は3Rで中村のKO勝ち
俺は1~2Rタリソンだと思ったんですが、中村とタリソン1-1でもおかしくないまま3Rに突入したって感じだったんで、この試合で中村の評価が地に落ちてしまう気配もそこそこありました。アクシデントも含めてダメージがありそうだったし・・。


終わってみれば劇的なKOでやっぱおもしろい試合をする選手だなと思いました。
でも試合後の61.5Kgの新階級の話はギャグなのかマジなのかわかりませんでした😅😅



■アベマTV RISE 2024 6.15RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA

これもかなり楽しみだったダニエル・プエルタス(ピュータス)vs大雅の試合。
K1離脱後は非K1のトップ選手に負け続きで壊れた選手という見方をされていた大雅ですが、なんだかんだ中堅選手(マイナー団体王者)には確実に勝っていた。その後のザ・マッチでK1と非K1の実力差に関する答え合わせが行われた事を考えると、単に大雅はK1だから王座を取れた選手という風に見えました。

しかし、大雅はその後でRISE王座を獲得して60キロトップ戦線に『復活』してきた印象です。そこでこのダニエル・プエルタス戦が実現と。
プエルタスはスーパーレック(ONE)を内容では追い詰めた選手でもあったので、現在のプエルタスに快勝するような事があれば、大雅の評価もかなり上がるかも!?という位置づけの試合でした。仮にそうなっても、ONEにスーパーレック、カリスマ武尊、ロッタンがいるから国内で最強決定戦は実現しないでしょうけど・・。


試合はワンキャッチワンアタックを活かしてプエルタスが上手く戦っていて、相手を掴めない新生K1ルールや、現在のONEキックルールよりこっちの方が向いてる気がしました。ONEではない海外での試合はそういう印象だったから、やっぱ今もそういう選手なのかなと。
でもスーパーレック戦に関してはONEルールがプラスに作用してたと思いますが


俺は
1Rは10-9で大雅
2Rは10-10
3Rも10-10という印象でした。

実際の判定は30-29、30-28、30-28で大雅。
せっかく勝ったのに、じゃあ次は誰と?と考えたら相手があんま浮かばないかな。それが現在のキックが盛り上がらない1つの原因でもあるけど。




■アベマTV RISE 2024 6.15RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA


メインは大﨑一貴と政所の53キロ王座戦。
絶対王者というイメージだった大﨑が去年は54キロで田丸に負けてしまい、それ以外の試合でも圧倒的な強さというのがあんま見られなくなっていました。少し魔法が解けてしまった感があるというか。
一方で政所はここ5試合の相手、勝ち方が良くて明らかに上り調子。これは政所が勝って53キロは大﨑兄っていう図式が崩れるんじゃねえかなと予想してた。


しかし、1R以外は全部大﨑でもいいなってくらい、この日の大﨑兄は強かった。
負けたら全て失うから絶対負けられないっていう鬼気迫るオーラって言うんすかね。実際の判定も大崎の圧勝で50-47だったかな

試合後のマイクでは大﨑兄がONEについて語っていました。
この試合が終わったあたりで視聴数は53.4万となっていて、年末や今年のエルドラドに比べるとダウン。でも今回のカードや対抗戦無しと考えたら、十分な数字だと思ったりもする。
天心がいた頃に比べたら5分の1とか、3分の1くらいになっちゃってますが、新たなスターが出てくる気配はあんま無いですね😨😨