■アベマ格闘ch RISE WSファイナル2023

先週の土曜日に開催されたRISEワールドシリーズ2023ファイナルをアベマTVで視聴しました。
ちょっと時間が経ってしまいましたが、気になった試合の感想や個人的な判定などを残しておきたい。今年は書こうと思ってそのまま書かずにいた大会も結構あったようで、RISEエルドラドの視聴数ってどんくらいだったっけ・・と思ってブログを見返したら、前半の事しか書いてない事に気づいた😨😨


この日のキャッチフレーズはRISEだけはガチ

いやいや、ちょっと待ってくださいよ。
まるでガチじゃない団体があるみたいじゃないですか。それともノアだけはガチみたいなノリなんですかね。
このキャッチフレーズには、さすがに我々K1信者は反応してしまいますよ😤😤




K-1こそが、最高。なんだよ😁👊


わかるか?




ま、画像の奴らもう誰もK1に居ねえけどな🤣



この大会の試合動画は『アベマ格闘 2023 RISE』あたりで検索すると無料で視聴する事ができます。
その無料期間後はRISEの公式YouTubeにアップロードされると思います。


■アベマ格闘ch

常陸飛雄馬vs勝次
勝次の入場時にアナウンサーが「かつては負けが込んでいた時期にマケジと呼ばれていたカツジ」といった紹介をしていて、コメント欄がちょいと盛り上がってました。こうなると決着時に『まけじwwwww』ってコメントが殺到しそうな予感も(笑)


常陸は笠原友希(マッチ出場&天心戦後は12勝1敗)をシュートボクシングでKOしてから、RISEでチャンヒョン・リー、大雅(元K1王者)に負けてしまっていますが、未だRISE60キロのトップ選手。対する勝次は新日本キックボクシングなどを主戦場にしていたベテラン選手で、これも実質の団体対抗戦的な試合でした。

煽りVの時にはミッシェルガンエレファントのバードメンが流れてました。
後半でもバースデイ(同じVo)の曲が流れてたので、先日亡くなったチバユウスケへの追悼みたいな選曲でしたね。
 

 






そんな負次じゃなくて勝次ですが、常陸と真っ向から打ち合ってかなりの激戦でした。
2Rで半分意識が無くなってるんじゃないかという派手な決着で常陸のKO勝ち。試合後のマイクで常陸は他団体の強い奴と戦いたいとアピールしていました。

俺の判定では1R10-10、2Rは常陸10-9という流れだと感じました。




次に注目していた試合は池田幸司vs松下武蔵
K1の53キロナンバー3ではあるけど、実質ナンバー2とも言ってもいい存在の池田と、RISE55キロランキング10の松下武蔵が54キロで対戦しました。

池田は橋本実生との試合でダウンじゃねえのにダウン宣告(後に取り消し)されたり、決して推されていたわけじゃないのに、実力で現在の地位まで上がってきたところに好感が持てます。その試合での悔しさをTwitterに投稿していた関係者含めて、好印象でした。
予想では池田がそれなりに差をみせて勝つと思ってたんですけど、かなり僅差といっていい内容の試合でした。



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判定で勝ったのは池田でした。
K1vsRISEという構図だったので、他の試合に比べてコメント欄が宗教戦争みたいになってました😅😅

内容は池田がRISEのワンキャッチワンアタック(瞬間的な掴みからの攻撃Ok)のルールに対応していて、このルールで問題なくやっていけそうな印象でした。しかし、膝蹴り連発を2回やってイエローカードも出てましたね

俺の判定は
1R:10-10
2R:池田10-9
3R:松下10-9で29-29のドローでした。

公式の判定は30-29、29-29、29-28で池田2-0の判定勝ちでした。
解説の門口か誰かも1Rはイーブンと発言してましたが、俺はこの延長なしの判定はあんま納得できなかったですね。

必ずどちらかに振るのであれば29-28で池田(1R~2R)は理解できるんだけど、3Rに膝を喰らって明らかに効かされた様子で引き込むように倒れこんだりしてたのに、30-29がいるって事は、そのダメージは考慮されてないって事でしょ。
松下も3R後半はバテてたように見えたので、それがダメージと見られて相殺されたのかわからんけど、1Rの内容で差がついたり、3Rの差が考慮されていない(可能性)があるのは、ちょっと松下武蔵が可哀想に見えました。

ただ、池田はK1よりもRISEを主戦場にしてくれた方が面白そうです。



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53キロのRISE絶対王者という存在でしたが、今年の54キロトーナメントで田丸に負けてしまった大﨑一貴。
来年は53キロ王座戦で政所辺りと戦うだろうから、復帰戦で勝負論があるカードは組まれないだろうと勝手に思っていた事もあり、前半に注目していた試合ではこれだけラウンドごとの採点はしてませんでした(笑)

しかし、この試合が逆に白熱した内容で、どちらかが勝つかわからない試合展開でした。
1Rを見て、これはもう大﨑だなと感じたんですが、そこからは対戦相手である17歳のジャルンスックが追い上げ。ボクシングキック歴が無さそうなタイ人には珍しく、頭がくっつくような距離でのパンチが上手くて、RISEおよびK1ルール向きなタイ人という印象でした。
もしかしたらジャルンスックが強いというより、前回の敗戦で大﨑の魔法が解けてしまった‥って感じで、来年から負けが増える可能性も無くはないとは思いましたが。

公式の判定は本戦が29-29が3名でドロー。
延長は2-1で大﨑の判定勝ちでした。ジャルンスックは年齢が17歳で、今回は大﨑相手に善戦したとなると、また呼ばれる可能性がありそうです。




志朗vsブンロン
天心と同じくRISE世界王座を獲得したけど、54キロトーナメントで敗退してしまった志朗さん。大﨑と同じく優勝候補だったけど共に敗退してしまいました。

この試合はブンロンのミドルキックが凄いという触れ込みでしたが、パンチに関しては全然って感じで、志朗が1RでKO勝ちしていました。

RISEでのプロフィールを見ると、、

大﨑と対戦した17歳のジャルンスックがJarernsuk Boon Lanna muaythai。
ブンロンのページにある8月のKO勝利の相手がJareansuk boonlannamuaythaiになってて、ブンロンはジャルンスックをKOしてるって事なの?

それともほぼ同じ名前なだけで別人なんだろうか。
 

 

■ブンロンvsジャルンスック

6月に対戦している動画はありましたが、RISEに記載されている8月の試合動画はパッと見ではみつけられませんでした。
何回も戦ってるのかもしれんし、ムエタイマニアじゃないからわからんです😵💦




前半のラストでは引退を表明した風音(かざね)の挨拶がありました。
これほんま最後なんすけど、、少し時間貰いたいんですけど・・みたいな感じで同じ事を何回も繰り返しててちょっと面白かったです。コメント欄では結構叩かれてましたが、天心に対戦表明をした時もそんな感じでしたし、それも最後となるとちょいと寂しいですね

リングから降りた際にはhideのハリーゴーラウンドが流れてました。

 


■hide  HURRY GO ROUND


ソロ活動が順調だったヒデが突然死んでしまった少し後に出た曲なんだけど、ソロのCDは全部買って、ヒデのオールナイトニッポンも聞いてたから当時はめちゃくちゃショックでしたよ。
今年亡くなったKANのアタックヤング(アタヤン)も聞いてたから、なんか自分も年を取ったと感じます。ヒースも死んじゃったし・・。



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前半ではなく後半のラスト(メインイベント)ですが、後編はRISEvsGLORYとして書きたいので、この試合はこっちで。

チャド・コリンズvsペットパノムルンというとんでもない試合の次だったから一気に冷え冷えになってしまうのではないかと心配してましたが、結果としてラストにふさわしい試合でした。




やっぱクマンドーイ強いな、ってかこのトーナメントを経てキックに適応してるなという印象の第1ラウンドでしたが、なんと2Rに田丸のパンチでクマンドーイさんがダウン。
そのまま3ラウンドまで進んで田丸の判定勝ちとなり、54キロトーナメントの覇者は田丸辰となりました🎊🎊


俺の判定は
1R:10-9クマンドーイさん
2R:10-8で田丸(ダウン1)
3R:10-10で29-28の田丸

公式の採点は29-28、29-28、30-28で田丸でした。
もしもダウンがなければ、2Rの採点次第でクマンドーイも普通にある試合展開でしたね。田丸はトーナメント3試合全てが印象に残る内容や相手だったので、これ以上は無いなという優勝だと思います




注目のアベマ視聴回数は田丸の試合後で71.1万でした。
最終的には72~73万くらい?


・3150(重岡兄弟&亀3):100万越え
・K-1 大阪大会:89.3万
・K-1 両国大会:85.3万
RISE WSF:72~73万←New!!
・K-1 9月横浜:70.3万
・K-1 横浜大会:63.2万
・3150(京之介vs麦茶):58.8万
・RISE WS2nd:57万
・RISE WS1st:41.9万


RISEエルドラドも上位だったと思いますが、書かない内にスクショも消してしまいました。K1のケーズフェスタは200万くらい越えてたはずですが、春以降は急激にキックボクシング全体の注目が落ちた気がします

僕のブログの格闘技関連へのアクセスもザ・マッチ前、ザ・マッチ直後、ザ・マッチ後でかなり差があり、天心や武尊はかなり大きかったなと思う。まあ、格闘技全体でも流石にやり過ぎじゃないかという過激な煽りが目立つようになってきて、とにかく目先の数字を求める旧K1のモンスター路線期みたいになってきた印象を受けます

ただ、それってそうしないと生き残れない段階に入ったともいえるので、それが飽きられた時に本当の暗黒期が訪れるんじゃないでしょうか。

もちろん救世主のような選手が出てくれば別でしょうけど

というわけで、今日の夜か明日の朝には後編を投稿したい。