さあ、今年もこの季節がやってまいりました。
当ブログ毎年恒例のボクシング競技人口まとめでございます。


まあ、恒例といっても去年しか書いてねーけどな😎👍👍

 

 


■2022年3月の国別プロ人数についてのページ

 

■同じく軽量級限定の人数&国籍のまとめ



このページの数字は海外サイトBOXRECのデータを参考にして書いています。
近年のBOXRECは日本ボクシングコミッション(JBC)が一部の国から選手を招聘する際に公式戦績として認めています。ただしサイトの仕様上100%全てが正しい情報ではないので、100%の情報は世界中どこにも存在していないけど最も100%に近いデータとして捉えてください。

サイトのプロ人数=1年以内に試合をした人物となっており、未掲載で現役の選手もいれば、掲載されているけど今後試合をしない選手もいます。
一応、引退を表明した場合はアクティブ判定から排除されるようですが、全ての選手が引退を表明するわけではありません。



世界的な2022年との変化
ボクシングは旧ソ連崩壊やアパルトヘイトなど、世界情勢がそのまま競技内の勢力図に影響を及ぼすことがあります。
昨年はロシアによるウクライナ侵攻があった影響か、1年以内に試合をしたウクライナのボクサーは366人→126人へと激減しています。もちろん126名全てが国内で試合をしたわけではなく、海外での試合も含まれています。
一方、ロシアは479人→424人となっており、アマチュアも1681人→1560人程度に微減。


・アメリカ:3284人→3334人
・メキシコ:3167人→2853人
・日本:1016人→1206人
・イギリス:951人→1045人
・タンザニア:758人→590人
・フィリピン:728人(2022年不明)
・アルゼンチン:724人→845人
・コロンビア:478人→628人
・ドイツ:428人→461人
・オーストラリア:403人→458人
・フランス:403人→430人
・ベネズエラ:363名→538名
・インド:352人→505人
・タイ王国:284人→597人
・ドミニカ共和国:274人→326人
・南アフリカ:261人→445人
・韓国:250人→335人


主要な国を見てみると新型コロナ政策であったり、色々な事情があるのかもしれませんが、全体的に増加傾向であるのが確認できます。変わらない国、減った国もありますが、そこらへんはデータを確認した時期による誤差の範囲かなと思う。
元々の状況へ戻ってきているという表現の方が正しいのかもしれませんが

世界で見ると同率で並んでいる選手がいる=もう少し多い可能性はありますが、2022年の約20697人から約23300人となっており、試合をしているボクサーは約1割増加している。

男子アマチュアは7714人→約12200人に大幅アップし、女子プロが1488人→1953人、女子アマが1286人→約2610人。
アマチュアに関しては元々実際より反映されてるデータ数が少なかったと思うので、1年で試合が増えたのか、元々反映されていない選手まで反映されるようになったのかわかりませんが、プロの傾向も考えると純粋に試合数が増加している分がかなりあると思われます。

約5000人選手登録されていると言われている国内のアマ数もBOXRECではたった18人しかいないので、実際はリングに上がれる強さのボクサー(プロ&アマ)はこの合計35000人よりも更に多いと考えられる。


●地域別に見る2022年との変化

アフリカ大陸:1988人→2289人
アジア:3483人→5357人
ヨーロッパ:4777人→4752人
北アメリカ大陸:6578人→約7350人
南アメリカ大陸:5875人→約2500人


これに関して去年は世界で20697人のはずが、地域別に見ると重複してるのか合計だと26536人になっていました。
そこはイギリス連邦:3835人→4564人がヨーロッパやアフリカと被っているのに中にいれてしまったのか原因かもしれない

今年の地域別のボクサー数を合計すると約22000人となっており、先のデータよりも少なく出てしまっている。
これは細かく見れないページに重複した順位のボクサーがいたり、地域判定から外れている選手がいるのかな

それと南アメリカ大陸の激減ってなんでだろ?
去年残していた数字が間違ってるのか、国別でみると主要な南米の人数はアップしてるんですけどね


ちょっと謎な部分もありますが、2021年~2022年に比べると全体的には試合をしているボクサーが増加傾向にある・・という結論でいいと思う。