以下、ネタバレ・・・になるかもしれない。




普通のゲームなら最終決戦のムービー中で城壁を駆け上がりそうなもんですが、これはわざわざ梯子が掛かるのを待たなければなりません(笑)
このゲームらしい流れですが真顔真顔




そしてチャンバラ。
NPCに頑張ってもらって、こっちは横から弓で攻撃してました






やたらとリアリティにこだわった作りからのファンタジー締め
よくあるシーンかもしれませんが、このゲームの作りだからこそ際立つね。
おおお!と思いましたよびっくりびっくりびっくり




いわば英雄に近い存在となったのに、バグなのか犯罪者扱いになる何かがあったのか、エンディングへ向かう途中で雑魚兵士に投降を促されました。
んな、アホな(笑)
この辺の雑さと言うべきなのか、自由さというのか、他のゲームではありえない事が普通に起こってしまうのが魅力ですね。
これで最後かと思ったら笑っていられました



■プレイ時間・・114時間51分

ストーリークリア、メインステータス4項目全てレベルMAX、サブクエスト含めてクリアしたクエストは85個とかそんなもんだったと思います。
修道院内のサブクエ、評判が下がるリスクのあるアクティビティ以外はほぼ全てクリアしたはず。
効率の良いプレイはしてなかったと思うんで、同じくらいまで進めるのに20~30時間は短縮できるかもしれない。
それだけ無駄を楽しむというか、うろうろしてるだけでも楽しめるゲームでした(笑)

なんとも言えないところですが、それなりにサブ要素を遊んでメインストーリー攻略を目指すなら40~50時間くらいじゃないかと思う。
実際はメインにそんなボリュームは無いので、コツを掴めばメインのみクリアの時間は相当短縮できる(ノーキルクリアトロフィーも有る)
じっくり遊ぶなら100時間~は想定して遊んだほうがいいかもしれません






俺の殺害数やメイン武器として利用した弓の記録など。
他にも歩行距離含めて移動関連、生産関連、犯罪、近接戦闘の記録など、数字の積み重ねも楽しめるようになっている。
この辺の項目は豊富で不満はまったくありませんでした真顔グッ




トロフィー取得・・55%(48/83)

DLCを除くと95%でした。
オンライン要素はありませんが、100%にするためには有料のDLCが必要です。
PSストアで購入するか、ロイヤルエディション(コードではなくディスクに収録)を買うかのどちらか。
ただし、通常版のセーブデータをロイヤルエディションに引き継げないらしいので、そこは注意が必要ですね

時限というか、注意すべき事は特定のサブクエストのクリアの仕方がトロフィーに関わっている事が多い点。
基本的にはクエスト発生時にオートセーブがあるし、ゲームを進めてお金に余裕ができれば好きなタイミングでセーブできる=ミスがあってもやり直せばOKです。
しかしDLCがクリア後要素ではなく拡張的な内容になってるっぽいので、本編サブクエストの選択によるキャラの生死がDLCトロフィーに関わってくるケースも有り


プラチナを目指す場合はほぼ2周必須
誰とも性行為をしない純潔、メインクエストで誰も殺さない慈悲深き者はその他トロフィーと別の周で獲得を目指した方が良い。
1周クリアした後なら流れを把握できてる分、どう達成するかイメージが湧いてくると思います。
俺が取ってない本編トロフィーはこの2つです。
ちなみに性行為に関するトロフィーは罪深き者、ロマンスの達人、カサノバの3つ


●実際の条件より緩いトロフィー
すべてのクエストをクリア、すべての供養碑&祭壇を発見
この2つに関してはクエスト80個クリア、供養碑は9割くらい発見すればトロフィーが取れるようになってます。
だから説明文ほどガチガチに厳しい条件では無い


●育成に関するトロフィー
話術レベル最大、主人公レベル最大の2つ。
4大スキルのうち、話術だけは会話の選択肢を隅々まで確認することが経験値になってるので、テキトーに遊んだ場合は取れなくなる可能性がある。
サブクエスト全クリア(実際は80個)を目指す過程でなるべく会話の選択肢を選んでおくようにすると良い。
主人公レベル最大=4大スキルのレベルMAXなので、話術のトロフィーを逃すと主人公レベル最大のトロフィーも同時に逃す事になる。
DLCを導入すればクエストが増加=話術に関するトロフィーに相当な余裕が出ると思われます


何とも言えませんが、効率重視でもプラチナを目指すなら100時間くらいと見積もっていいかも。
あとは100%を目指す場合はDLCでさらに時間が掛かるだろうし、ハードコアモードでのクリアがネックになりそうだ。
なので100%=3周クリアするくらいの覚悟がないとダメです笑い泣き笑い泣き


★感想★

チェコ産の洋ゲーRPGです。
1400年頃の実際の歴史を参考にしたゲームらしく、ファンタジー要素はほぼ無し
モンスターとか、妖精や魔法なんかも出てきません。
僕は映画のブレイブハート(メル・ギブソン主演)が好きだったんで、似たような時代設定の雰囲気が出てて凄く良かったです


間違いなく人を選ぶゲーム
まず洋ゲーなんですが、昨今の日本人でも気軽に遊べる洋ゲーでは無い。
昔、説明書の無い&チュートリアルもない謎のゲームを買ってきてしまった気持ちを久々に思い出すようなスタートでした(笑)
基本的にゲームのお約束といえる展開を無視していたり、全体的に説明不足なんです。
あとはスタート時の主人公がめちゃくちゃ弱い
遊んでいくことで理解が深まり、主人公も様々な行動がそのまんま経験値になって少しずつ強くなっていく。
その不便さや過程を楽しめるかどうかが重要で、それを面倒くさいと感じるような人には向かないと感じた。
なので、それなりにゲーム慣れしている人じゃないとこれはすぐ止めてしまうかもしれない

あとは攻略情報に目を通すのも重要。
んなもん気づくか!!って事もあると思うしね。
失敗を重ねて理解を深めるゲーム=その先人の苦労みたいなもんが攻略Wikiなどには詰まってます真顔真顔


ストーリー&キャラ





いきなり両親をぶっ殺され、恋人だったか幼馴染も殺される過酷なオープニング。
しかも主人公は勇者でもない雑魚村人。
復讐なんて出来るわけもなく、ほんと何も出来ずいきなりズタボロです(笑)

ストーリーもこの世界観だからいいんだけど、ゲームや映画的な視点で考えるとスケールは小さい。
だけどそれが魅力なんですよね。
メインだけを追うと物足りないかもしれませんが、サブクエスト含めて遊んでメインをクリアすると、凄く良い映画を見終えたような気持ちになれると感じました


戦闘関連の話



ここもかなりリアリティがあって、最初は1対1でも苦労します。
複数相手だとさらに厳しくなる。
剣でズバッと斬るなんてゲームじゃなく、ガゴッ!と装備の上から叩き斬るイメージの肉弾戦です。
弓の扱いもレティクル(画面中央の目印的な)が無く、感覚を掴まないと全然当たらない。
このあたりも慣れが全てで、最終的には4~5人相手でも勝てるようになります。
少しずつ主人公が強くなってるなという変化を楽しめないと、この戦闘システムに耐えられないかもしれない

50時間くらい遊んで、やっと雑魚敵にビビらないで済むようになった気がします(笑)


犯罪や自由度
食欲、睡眠など、他のゲームではハードコアモード的な要素が普通に搭載されてるのがこのゲーム。
その辺も面倒に感じるのは最初だけだと思うから心配はいらない。
序盤特に苦労するのがセーブに関する問題で、好きなタイミングでセーブする=特定のアイテムが必要なんですよ。
なので、それをガンガン買えるようになってくると気持ちの余裕が変わってきます。
殺されて30分無駄、1時間戻される・・みたいな事が何度かありました笑い泣き笑い泣き

犯罪は強盗、スリと色々できます。

殺人はもちろん、不法侵入で店からアイテムを盗むことだって出来る。
ですが盗品判定というものがあり、盗品は誰でもいつでも買取してもらえるわけじゃないから専門の人に買ってもらう必要があります。
馬を手に入れて積載量に余裕が出来れば、物を馬に乗せて時間経過で盗品判定が外れてから売りさばくのも有り

厄介なのは夜間の無灯火行動でも犯罪になる可能性がある点。
ファストトラベル中に無灯火で町中を移動→画面が切り替わったら犯罪者扱いという場面が序盤何度かあって、無灯火が原因だとわからないから困ってました(笑)
そういうシステム的な不具合に近い不親切が自由度の代償として存在していて、そこを許容できるかもゲーム慣れが関連してくる

もう1つ困ったのが、狩猟で入手した肉を届けるクエストで夜間になってしまうと依頼人へ届ける事ができず、夜明けには鮮度が落ちて届けられないという事が何度かあった(笑)
そういうゲーム的な配慮があんま無い滝汗滝汗


このゲームの自由度=クエストのクリア方法や過程、結果が1つではないという所。
洋ゲーにはよくある事ですけどね。
広いマップ、常に時間が流れていてNPCがその世界で生活しているのが良く伝わってくるゲームです


まだまだ書きたいことがあった気がするけど、この辺で・・(笑)
個人的には近年で一二を争う神ゲーでした。
開始から5分で止めようか迷ったゲームとは思えないくらいに楽しめた。
オススメではありますが、これは手に取る前に自分に合うかじっくり考えた方がいいです真顔真顔グッ