2018年にPC版がリリースされた洋RPG。
PS4の国内版は2019年7月リリースのようです真顔真顔

現在発売されているのは通常版と、DLCを含んだロイヤルエディションの2つ




主人公ヘンリー。
開始時の質問に答える事で初期スキルが上がるんだけど、先を考えたら話術に関するものを選択した方が良い。
何を選ぼうがスキルは後から上げる事も出来るようですが

この手のゲームは主人公を自分で作れるもんが多いけど、これはエディット機能が無いね。
無能そうなヘンリーでプレイするしかない(笑)

ホント、すんげー情けない顔してます真顔真顔




視点は1人称のみ。
だいたいこういうゲームは3人称と切り替えできますが、このゲームはそれが出来ない。
ここでちょっと好みが分かれるかもしれないな

基本的に物を拾うのは自由ですが、他人の物を拾うと窃盗扱いになる。
さらに勝手に家に入っても不法侵入扱いになるんで、結構リアルな分で窮屈です

おまけに盗品を売り捌くには時間の経過を待ったり、盗んだ場所から離れた場所を選ばないとデメリットがあったりと、やたら細かなこだわりを持って作られてます。
すべてにおいてゲーム的なお約束といえる配慮が少ない

開始してすぐに「あっ・・・」と思っちゃうくらい、コア層向けのゲーム。
国内版&海外版ともにクリア率は10~15%くらいしかなく、誰でも手にするわけではないマイナーRPGとしてはかなり低いです。
こういうのをわざわざ手に取る層はクリアまでやる可能性が普通は高いんだけどな真顔真顔




マップ。
これも最初開いた瞬間、うわああ・・と思っちゃった

コマみたいなのが主人公の位置ね。
ハードコアモードはこういう表示が無いとの事なんで、1周目では絶対やらない方が良い。
何していいかわからず迷子になると思う

なんか×マークのカーソルが普通のゲームに比べるとズレてます(笑)
一応はクエストの目的地が表示されるし、ファストトラベル機能もあるから厳しすぎるという事はないかな。
だけど大抵のゲームに比べたら不便であるのは間違いない




まずは鍛冶屋の父親から買い物の依頼。
でも代金は貰えず、まず取り立てをしてお金を作る事から始めなきゃいけません

俺は地図の見方を間違っていたせいで、この奥に入ろうとして入れず無駄に困ってました。
これどうしたらいいんだろうなと。
そしたらここより手前側の村でクエストを進めていく事に気づいた(笑)





が!!

このブタ野郎金返さないじゃん・・。
なんなんだよコイツ

どうしたらいいのかさっぱりわからないんだが真顔真顔




殺っちゃった(笑)


なんか背後から絞め落としたんだけど、死んだのかわからない。

とりあえず引きずってコイツの家の奥に隠したけど、果たしてこれでいいのか!?






不安だからやり直して選択肢を変えたら今度は襲ってきやがった。
いきなりボクシングデビューだぜ・・ってなんなんだコレは(笑)

このまま殴り合いに勝って相手が降参。
回収した品を売り払ってお金を作ったんだけど、こりゃ目的の達成方法が1つではないゲームのようです。
この後で攻略サイトを見たら、先に村の友達と一緒にクエストをこなしてるとそいつらが加勢してくれるという展開もあるらしい





ビアンカ。
ヒロインです。
お世辞にも可愛いとは言えないけど、ヘンリーにはお似合いだ(笑)




ヘンリー With 鍛冶屋の親父。
ちなみにヘンリーは17歳らしい。
有能丸出しな親父に対し、無能丸出しのヘンリーはたぶん無職だろう真顔真顔


ここで物語の雰囲気は一変します・・・





謎の大軍が村を襲う!!




次々に倒れる村人たち。
そして奮闘するヘンリーの親父も多勢に無勢で・・・




目の前で両親を殺されてしまったヘンリー。
ここで怒りによって金髪の戦士に目覚めるなんてことはなく、雑魚のヘンリーはひたすら逃げるしか無い滝汗滝汗





直後のクエスト「駆けろ!」

オートセーブがあるから死んでもこのクエストの開始時点からやり直せる。
セーブは最新の物に上書きではなく、それ以前の物にも遡れるのは救いです

でも自由にセーブするには消耗品が必要という点に注意・・ってかめんどくさい。
ベッドに寝る事で何も消費せずセーブする手もあるけど、場面によっては死んで30分とか1時間前に戻される事があるかも。
昔なら当たり前だったけど、現代の感覚だとキツイねゲッソリゲッソリ


で、上の画像中央の地点でテレーザという女性が襲われてます。
助けるとトロフィー:騎士をGETできるんですが、普通のゲームのように敵を倒せる力がヘンリーには無い(笑)
カッコつけて向かってもほぼ100%袋叩きにされて殺される

なので、左の馬の近くに行って△で口笛を吹く→すぐ馬に乗って逃亡する。
これで助けた事になります。
馬に乗って振り返ったりするとすぐ叩き落されて殺されるので、口笛→乗る→逃げるが鉄則。
現代で初っ端からこんな理不尽なRPGは中々ないぜ・・・




しかし、落ち延びて保護された先にも例の大軍が。
ゲームとしては不親切極まりないんだけど、いきなり容赦のない展開でストーリーはおもしろい真顔グッ




村へ戻ろうとするけど門番に止められるヘンリー。
兵隊の恰好をすれば通してくれるという事になり、兵舎で装備を盗む流れになる

そこで必要になるのがロックピックでの箱開け
これが超簡単や簡単と表示されていても糞難しくて頭おかしいレベル。
2つのスティックを同時に回すのがやりづらくてしゃあない

攻略法は
ゲーム設定でLスティック→L1へ変更
コントローラー感度を落とす


この2つ。
最初は全然ダメでビックリしてしまいましたが、この2つをいじったら失敗無しで6~7回連続で開ける事ができた。
成功すればロックピックは減らないし、ゲーム内のスキルも上がるから楽になっていく。
これでも出来ないならこのゲームは諦めた方がいいかもしれない・・・(笑)

失敗でもロックピックを消費してればスキルは上がるからそのうち何とかなるのかな?
ただ、この場面は橋から飛び降りる事で拠点から脱出することも出来るようだ




その後、村の両親を埋葬しようと戻るヘンリー。
ヒロインだと思ってたビアンカも殺されてました




さらに形見の剣を奪われ、死の淵を彷徨う重傷を負わされてしまうヘンリー。
ここまで悲惨なスタートのゲームはちょっと思い出せない

ONI零(PS1)や、ドラクエ4の勇者村も襲撃でいきなり壊滅というスタートでしたが、こっちの方がリアルな分で悲惨。
しかも主人公が勇者でも妖怪でもない雑魚だし(笑)




なんとか救出され意識を取り戻したヘンリー。
しかし2週間の治療費を請求されてしまう笑い泣き笑い泣き

その治療費を捻出するための初仕事は墓荒らし。
無償でなんでもしてくれるお約束の展開はありません




そんな感じでとにかく自由なゲーム。
行動がそのまんま経験値になってスキルが上がっていくシステムです。
オブリビオンに近いですね

殺人、強盗、死体漁り、スリ、窃盗と悪事もOK。
でも評判が下がってしまうし、逮捕もあるから見つからないようにやらないとペナルティがキツい。
ハードコアモードじゃなくても空腹、満腹、睡眠不足、出血とステータス異常が盛りだくさんだし、アイテムは重量があるから好きなだけ持ち運べるわけではない。
さらに前述の通りどこでもセーブできるわけじゃないし、主人公がとにかく弱い(笑)


なので凄く人を選ぶゲームだと思う。
チェコ産らしいんだけど、万人受けするゲーム的な配慮があまり無い。
現代では洋ゲーが当たり前に馴染んでますが、20~30年前の洋ゲー=クソゲー・・だけど妙に味があるという、そんなゲームの現代版かな。
パソコンとかならこういうの結構あるのかもしれませんが、家庭用ゲーム機ではあまりお目にかからないタイプ。
面白いしワクワクするけど、果たしてクリアできるかなという不安が常に付きまとう感じ

声優とか中2キャラでオタク向けの軟派なゲームが多い現代。
硬派なゲームを求めてる僕ですが、せいぜい竹野内豊とか、阿部寛くらいが限度。
これ石原裕次郎とか菅原文太レベルに硬派だわ(笑)

でもおもしろい。
クリアまで続ける予定ウインクウインク