
■販売:日本一ソフトウェア
■発売:2014年4月24日
■ジャンル:読みゲー 学園 ホラー

主人公の男子高校生が幼なじみのヒロイン3人と学園祭に向けて『ゆるキャラ』を作って、盛り上げようとするお話

それがこの『いざえもん』。
前半はヒロインに囲まれハーレムな学園生活という緩い展開で…

後半は凄惨な殺人事件をきっかけに展開が一変。
雰囲気、書体も変わって一気にサスペンスやホラー風のストーリーに変わっちゃう
■プレイ時間…7時間41分
■トロフィー取得…100%(27/27)
ヒロインボイスOFFで読みながら3ルート攻略した時間です。共通ルートの既読に関してはスキップで。
選択肢が少なく、ゲームもトロフィーもしらみ潰しにすれば埋まる作り
☆感想
調べたら、ヤンデレってのは『病んでる』+『惚れてる』の造語らしいです。
まぁどうでもいいが(笑)
前半はかなり暇でした。
キャラがギャルゲーってよりは少年漫画のヒロインって感じで、後半は青年漫画な感じと言えばわかりやすいかな。
後半のテイストで終始展開される話だったら良かったんだけども
なんか前半と後半の落差だけがウリで、話自体はビミョーとしか言い様がない。
ルートごとに徐々に背景を理解していく作りかと思ったら、明らかに矛盾してる人物関係があったりするのが謎。
バッドEDもグサッ、ドカッとすぐ殺されるのばっか。(まるで真かまのスパイ編)
んで、殺人事件の犯人を予想しながら進めてたわけだけど、それまでの展開を否定するような結末で、んーって感じ。
サスペンスかと思ったらおとぎ話みたいなオチだった
全てが明かされるラストEDに救いがなくて後味は悪い。
加えて、最後へ至る展開がムチャ過ぎて、明かされる衝撃(なはず)のオチまでビミョーに感じちゃったのが残念だな。
主人公も行動が基本アホだし
サウンドノベルなら真かま、夜光虫レベルの出来でした。