昨年からK-1MAXの決勝トーナメントは2度に分けて行われるようになりました。
それまでの1大会3試合から、準々決勝で1大会、準決勝と決勝で1大会というふうに変更


これに対して魔裟斗が2敗しているアンディサワーが一言

「魔裟斗を勝たせるためだろ?」


誰もがそう感じていましたが、まさかあんな事が起こるとは誰も予想しませんでした


準決勝は魔裟斗vs佐藤。
日本人No1対No2という図式


正直、魔裟斗が勝つと思ってました。
ダウンを奪うかKOでもしない限り佐藤の勝利は無いであろうと


試合は白熱した展開。
そして驚いた事に佐藤のパンチで魔裟斗がダウンしてしまった


おいおい!!


そしてそのまま判定へ。
判定を待つ会場がざわついているのがテレビ越しにも伝わってきた


「日本人に負けて魔裟斗敗退かよ」


きっと誰もがそう思っていたんだろう


しかし判定は…



ドロー(大爆笑)



延長の末、魔裟斗が佐藤に勝利。
魔裟斗は決勝でキシェンコにもダウンを奪われましたが、なぜかまた延長に入り判定勝ち


こうして魔裟斗はK-1MAX2008年王者となった


テレビでは魔裟斗スゲーみたいに放送していましたが、会場ではペットボトルが投げつけられたり、八百長だと騒ぐ人間が多数いたそうです



なにがおかしいか?

それは佐藤がダウンを奪ったラウンドの判定


K-1では優勢な選手に必ず10点。
不利な選手は9点。
ダウンを奪われたら8点、2度奪われたら7点という採点方式です(これはボクシングとも変わらない)

K-1には以前、インチキしやすい0.5ポイント差をつけるような判定がありましたが廃止


ルールのままだとダウンを奪った佐藤は10点。
ダウンを奪われた魔裟斗は8点となります


しかし判定は


10-8
9-8(笑)
9-8(笑)


こんな失笑物の採点となったのです


なんでダウンを奪った選手が減点されているんだよとw


当時の角田信朗氏によると、ダウンを奪われたが魔裟斗は挽回した。
だから佐藤からも減点したとの事



んなアホなw



記者に問い詰められた角田氏は「これからルールブックに書きます」と発言


なんと試合中に突然ルールが変わっていたようなのだ(笑)


それなら仕方ない



と納得する奴はいない(笑)


あれから一年…


続く