生きて年齢を重ねるという事は
周りも同じ様に年齢を重ねている
54歳は若いのかそうでないのかはわからないが
元衆議院議員の石川知裕さんの訃報を知り
喫茶店の中で小さく
え。。。。と声を出してしまう
なぜ、え。。。なのかというと
特段応援していたわけでもないが
選挙大好き人間の自分の見慣れた顔だ
まだ52歳。。。。。
大腸がんなんて。。。。。。
なんて悔しい気持ちだっただろう
がんで亡くなる人と
ガンでも生きている自分
別にガンであってもなくても
死んでいく人は死んでいくし
生きている人は生きている
自分に近い年齢の人が亡くなり
それがガンでの死ということは
ズドンと心を撃ち抜かれる気持ちだ
生きて政治界で戦ってほしい人だった
ガンというものは何者なのだろう
明日、旭川市の市長と市議の一席を巡る
投開票日だ
残念ながら自分には投票権はないが
注目している選挙のひとつだ

生きて死ぬ
始まりがあって終わりがある
ただそれだけのことだ
考えてみると
ずっと生きている事を考えた方が恐怖だ
手塚治虫先生の火の鳥でもそんな事が描かれていた
なんかそうなると
やはり先に逝ったもの勝ちなのかと
脱力感とともにそう思う