ちょっと読んでは寝て
また起きて本を読む
虫刺されが痒くて薬を塗り
また横になる
咳が止まらなくり
トローチを口に入れる
村上春樹の「街とその不確かな壁」を
読み終わった
読み終わってしまった
優しくも切ない世界観が好きな作品だった
この作品は「1Q84」と違ってまた読みたいと思う作品になった
いや、1Q84も相当面白かったがグロかった
街とその不確かな壁は
村上春樹作品特有の心に闇を持つ登場人物が出てくる
けれども
誰も死なないし
誰も傷つかない
(あれ、誰かひとりくらい死んだっけ。。。)
なぜならもう十分に傷ついて来ている人たちだから
と、一読者の自分は勝手にそう思う
傷ついた経験から人は優しくなれる
そんな人たちが登場人物として出てくる
そしてこの作品の姉妹作と言われている
「世界の終わりとハードボイルド」
を読みたくなった
メルカリで探そうっと
良い作品だった

そして再度こちらを読み返そう

病気になると本を思いっきり読むことができる
病気は嫌だけれど
本を読む時間はなんて幸せな時間だろう