はぁ。。。。疲れた。。。と
横になっていたら
何やら茶の間から不穏な音が聞こえてくる
「なしたの?」と聞きにいくと
薬がない。という
何の薬がないのかと聞くと
これがないと
明細書を見て言っている
明細書は薬名が書かれてあるが
それと薬を合わせている
なぜ薬情で見ないのだ
なぜ明細書で合わせるのだ
薬情もない、というので
見てみると
しっかり母親がしまい込んでいる
お薬の写真が載っている薬情で
今日のお薬を合わせてみる
ないないと言っているが
出してあるのをどれどれ見ると
5種類もらって来ているはずなのに
2種類の袋しかない
今日のお薬はこれで全部なのかと聞くと
そうだという
前回までのお薬が入っているところを見ると
今日の日付のお薬が入っている
ある
お薬がないと騒いでいたが
ある
数が合わないと言っていたのは
2つのお薬を混合して作ってくれている塗り薬があるので
明細書を見て合わせたら
ぱっと見、お薬の数は合わないだろう
「明細書はお薬の内容だから
写真が付いてる薬情と比べたら良いよ」
と伝え
更に
「人を疑う前にまずは自分を疑ったほうがいいよ」
というと笑っていたが
いつもこんなことだらけなのだ
年をとっているからとかの問題だけではない
何かあったら人のせいにしがちだけれど
まずは自分じゃないのか?と
そこから始めたらいいと思う
で、親にやらせないで
管理してやれば良いんじゃないの
と思う人もいるだろうが
まだできる
失敗しても良いから
間違えながらでいいからやらないと更にボケる一方だ
無くなった祖父母のお薬は
命に関わるお薬だったというのもあり
全て自分が管理していたが
本当に大変だった
仕事へいき家のことをやり
祖父母の介護をして
犬と鳥さんとうさぎさん2羽のお世話をし
父親の仕事へ送り迎えもして
母親の病院へ洗濯物を取りに行っていた
いつも寝るのは真夜中で
座れるのはトイレの中だけだった
20代の自分に
よくやっているねと褒めに行ってあげたい
あの頃をふと思い出していたら
激しい雨もやんでいた
少し休もう