家の前で──警察が帰って行くタイミングでお花が届く | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
何があっても自分らしく生きる七転び八起きの精神でユーモアを忘れず生きています。

救急隊員達が帰って行き


警察が現場の写真を撮り始めた



自分は男性がバッチリ見える場所にいて

とりあえず邪魔にならないようにと思っていたが


もう少し奥の方へ行ってくださいという

指示が出たので


とりあえず家に入って

カラカラの喉を潤すために水を飲んだ



14時になっていただろうか

まだ昼食を取ってなく

お腹がペコペコだったし


雨が上がって結構暑くなっていた



警察から

後でくる警察からまた聞き取りがあるので

よろしくお願いします

何度も同じ事を聞いて申しわけないですが。。。


と言われていた




今日は体調が悪く

午後からはゆっくり身体を休めようと思っていたが


これでもかという感じの非現実的な出来事が

目の前で起こっている



人が亡くなっている状況で

そんな事を言ったらバチが当たるが


正直

なぜこのタイミングなのだと思ってしまう




とりあえずカルピスと

セコマのくるみパンを頬張りながら

家から外の様子を伺う



どこに入ったかわからないが

パンひとつとカルピスだけではもたない


ここ数日ろくなモノを口にしていない


仏壇のバナナを一本いただいて

口に入れる






警察は

野次馬から男性の身体が見えないように

シートで隠し


警察の大きな車に男性の身体が移された



また別の警察が来たようだったので

外に出たら


そのタイミングで

ご家族が到着したようで

男性と対面されていた




その様子は

ここには書くことができないが



自分も周りにいた警察も



何もせずに

ご家族がある程度落ち着かれるまで

ただそこにいた




その対応に

色々言われている警察に対して

敬意を持った



どれくらいの時間が流れたかはわからない


ご家族が男性が寝かされている車から降りて

来た




同級生とこの時に久しぶりに顔を合わす形になった



自分は気丈に振る舞う同級生が心配で

彼女の身体を支え

彼女の話す言葉にうんうんと頷き彼女の家の前まで一緒に行った



警察達の車は全て

同級生の家に場所を移した




そのタイミングで

札幌の友人から愛鳥にと送られた花が届いた



お花屋さんは


何があったのですか

パトカーが何台も止まっているからびっくりしましたと


本当にびっくりした顔をして言っていた



ちょっと家の前で事故があったんですよ


とだけ言うと


あぁ、そうですか

何ごとかと思ってびっくりしました


と言い帰って行った



本当に何ごとだよな。。。。と

ぼんやり思うと共に






このお花を

亡くなった男性に捧げたい気もしたが


友人が愛鳥に送ってくれた花は

やはり愛鳥に供えさせてもらった