土色の顔色をしてスーパーで買い物をしていた時の出来事だ
誰かに文句を言っている声が聞こえる
ん?
と思ってその声のする方をみると
若いお母さんが
商品棚に顔を向けたまま何か文句を言っている
異常な雰囲気の若いお母さんは
ずっと文句を言い続けている
何を言っているのだろうと聞くとは無しに聞いていると
「やめれって」
「そんな変な歩き方するなって」
「やめれって言ってるだろう」
「そんなんだと一年生になれないお前はバカだ」
「やめろって言っているだろ」
「お前はだめなヤツだから学校に行けない」
「お前はだめ人間だ」
「やめろ」
近くにこの女性の子供だと思われる男の子がいた
ちょっとふざけているけれど
ダメ人間と言われるふざけ方ではない
むしろこのくらいの年頃の男の子らしい
ふざけ方だ
女性は子供の顔をみることはせず
商品棚に顔を向けたまま
子供に言葉の暴力をふるっていた
狂っている。。。。
若いお母さんに心の余裕がないのは一目瞭然だ
何か事情はあるのだろうが
このお母さんの異常な雰囲気に
ゾッとして
土色の顔をした自分は
この事態に更に土色は強くなったと思われる
自分の母親もそうだったが
自分が産んだ子供に対して
何でも言っていいわけではない
子供も一人の人間だということを忘れてはいけない
自分は子供を持った事がないので
子育ての大変さをわかっていないが
言葉の暴力を浴びせられて育つ子供が
真っ当に育つとは思えない
何より
あの言葉が持つマイナスの力と
負のオーラは
周りも傷つけるし
自分自身が一番傷つくだろう
なんて可哀想なお母さんだろう
と思うし
病院へ行って
心の治療をして欲しいと思った出来事だった