白い世界を走り
友人と今年も年始めの
お茶の時間を持つことが出来た
カップのデザインに見入る

カップの底に描かれてある桜は
紅茶を注いでも薄っすら見ることが出来る
(写真ではわからないのが残念)
紅茶の香りにしばし充たされる

ここのスコーンが好き
いつも通り
マカデミアナッツとプレーンをチョイス
ジャムはイチゴとアプリコット

このお店は
賑やかなお客様に対して注意をしてくれるお店だが
メニューにもしっかりと書かれてある

友人と座った席の隣に
一人で来ている方が二組いて
お喋りが邪魔にならないように
声のトーンを落として会話をする
友人との時間は
ゆっくりとあっという間に過ぎていく
日常に戻る前の
心の準備というか
整理というか
ぼんやりしていた気を引き締めるというか
走る前の準備体操が大事なものの様に
毎年年が明けると
この友人と顔を合わせている
今年も無事に
スタートが切れた様な気がする
生きていると色々な事があり
皆、そのそれぞれのストーリーの中にいる
年に数回こうやって顔を合わせ
お互いのストーリーを話せる
友人の存在がありがたい
不思議の国のアリスみたいな
メニュー

どこかの国みたいに
毎日お茶会があれば良いのにな。。。。
いや、たまにのんびりとお茶をするから
愛おしい時間になるのかもしれないな。。。