2024年の大晦日だが
いつもの休日と変わらず
ゆっくりと起き上がる
母親が煮付けを進めてくれている
昨年は
煮物は一部出来上がったものを購入してみたり
近所のお店のオードブルを頼んだから
何も作らないよ
と言ったものの
母は材料を準備していて(隠してあって自分はわからなかった)
その材料を見て、作るしかなかった
結局、昨年はオードブルもあり、買った煮物もあり
材料を揃えた分は作り
妙に豪勢な年末年始だった記憶がある
お金もかかるし
母親にいくら言っても納得しないし
それならば作れるうちは作ってもらおうと
今年は煮付け全般を任せる事にした
近所のお店で今年はオードブルをやりませんと言っていたので
今日の夜のオードブルは何かあるものでちょちょっと作ろうと思う
起きてから台所へ降りると
里芋の下処理がまだだったので
里芋の皮を剥き
塩でぬめりを取り
酢水につけておく
こういうひとつひとつの下処理が大変なので
体力を考えて
もうやめようと思ったけれど
母の作るお正月の煮物はやはり美味しいので
あと何回出来るかわからないけれど
煮物は作ってもらおうと
ようやく自分の中で落とし込む事が出来た
母親が急に干し椎茸を取り出した
え。。。。。いま。。。?
この煮物の出汁は何を入れてるのさ
というと返事をしない
きっと忘れていたのだろう
干し椎茸を急速に戻す方法のひとつとして
砂糖を入れた熱湯に浸しておく
干し椎茸を急速戻しをしていると
母親がその戻し汁を煮付けに入れている
まだ椎茸は戻りきっていない。。。。
普段ぼーっと過ごしている母親が年に一度頑張っているので
あれこれいうのはやめておこう
戻されている椎茸のはいったボウルに
そっと熱湯を注いでおく
さらに何か思い出したようで
今度は凍み豆腐を取り出している
もう。。。。。
なぜ今なのだと思うが
そもそもこういう人なので仕方ない
こういう人が母親なので
自分には色々と生きる技が身についたので
感謝しなければいけない
昨夜はぐっすり眠れたかい
お口の下にお弁当がついているよ。。。

穏やかな一日を