世間では風邪やインフルエンザやコロナが流行っているが
自分の職場も例に漏れず
自称風邪ひきさんが3人
コロナが1人
インフルエンザが1人
皆バタバタとやられていく
自分は怪しい時はあったものの
今のところ無事だ
昨日はパンツ(ズボン)の下にショートパンツを履いて
そこにはカイロを2つつけていた
自分は身体が強くないと自覚しているので
かなり気をつけている方だと思う
仕事が終わり
帰りのバスに乗っていると
まずアナウンスが違う
行き先が全然違うアナウンスがかかっている
その後
バスが止まって
しばらくドアが開きっぱなしになっている
寒い。。。。。
運転手さんから
「故障のため、連絡を入れる必要があるのでしばらくお待ちください」
とアナウンスが入る
しばらくドアの空いたバスの中でじっと待つ
寒い
めちゃくちゃ寒い
これで風邪を引いたら馬鹿みたいだなと
ぼんやり思うが
いや、これも致し方ない事だ
しばらく待ち
バスが動き出した
動いたなと思ったら
また止まる
運転手さんが降りて何度目かの電話をかけている
運転手さんが戻ってきて
バスのエンジンを止め
バスの中は少し真っ暗になる
バスのエンジンの音は相当大きい
エンジンが止まり
室内灯も消え
シーンと静まり返る
暗さと静けさが寒さに拍車をかける
太ももにカイロを当てていて良かった
自分を褒めてあげたい
バスは
また動き出すが
また止まる
何度かそれを繰り返している
寒い
寒いが誰も悪くない
運転手さんはその都度状況をアナウンスして
知らせてくれている
「行き先の表示が消えていますが、〇〇に向かっています、また、案内の放送が間違えていましたが、このバスは〇〇に向かっていますので安心してください」
乗客を不安にさせないよう
何度もアナウンスを繰り返す
その中で
「ご迷惑とご苦労をおかけして申し訳ありません」
のアナウンスに笑ってしまう
マスクをしていて良かった
ご苦労って(笑)
確かに寒いけれど
ご苦労って
運転手さんが頑張って対応してくれていることが
一番のご苦労だと思う
素晴らしい運転手さんだ
何度も止まり
バスは30分ほど遅れて自分の降りるバス停に着いた
運転手さんに
ありがとうございました
と挨拶して降りる
寒い
バス停から10分くらいで家に辿り着いたが
身体が冷え切っているので
ダウンを着たまま
ストーブから離れる事が出来ない
滅多にない経験をしたが
それを懸命に対応してくれた運転手さん
そしてその間
ずっとラインで話を聞いてくれていた友人
夕食時の忙しい時なのに
ありがたく
心強かった
あまりにも寒くて
生姜たっぷりの甘酒を作り
にんにく入りのおじやを作って
カイロを3っつほど身体につけて
布団に入った

人生には思いもよらない事が起こる
起こった事をどうのこうの言っても仕方がない
それをどうするかが大事なこと
真冬の帰り道に
バスの故障というハプニング
運転手さんのプロフェッショナルな対応と
友人の優しさに
感謝の
気持ちでいっぱいだ
ありがとう