乳がんによる乳房摘出術と腋窩リンパ節郭清をしてから間もなく丸2年を迎える
手術前に全く説明がなかった事なのだが
一般的には当たり前と言われている事がある
一般的にと言っても
乳がんの手術をしないとわからない事なので
乳がん限定の一般的と言えばいいのだろうか
術後
腕の感覚が無くなるのだ
医師が言うには
運動神経は切っていないから動くそうだ
感覚の神経を切っているので触っても感覚がない
術後、数日して感覚が無い事に気づいた
医師に
「この感覚は戻るんですよね」
と、呑気に聞いたところ
医師は「あ。。。それはもう戻らないな。。。
でも大丈夫、運動神経は切ってないから大丈夫。。。」
。。。。。。先に言ってよ〜
と、思ったものだ
さて、その戻らないと言われた腕の表面の感覚だが
確かに2年経ったが感覚は戻っていない。。。部分がある
正確に言うと
少しは戻った
術後しばらく湯船に入る事が禁止されていたが
最初に湯船に入った時、ビリビリと痛く感じた
触ると感覚がないくせに
ビリビリするのはなぜだったのだろうか
感覚は一様ではない
術後2年たとうとしている今の腕の感覚の状況を記録として綴ろうと思う
下の写真にマーカーで色分けしてみた
外側上(黄色い部分)若干感覚が弱いがほぼ回復
外側下(緑の部分)回復
前面(水色の部分)若干感覚が弱いがほぼ回復
内側上(赤い部分)感覚無し
因みに摘出した右胸の跡は全体的にずっと感覚ははないままだ
感覚がないのに
蕁麻疹の痒さは感じる
かいてもかいた感覚を感じられないので
いつまでもスッキリしない
とても厄介だ
人間の身体の不思議と
何気に生きている中の
何気に取る動作。。。。
腕が上がる事
足が前に出ること。。。等
ずっと当たり前に動くとは限らない
自分の身体が
当たり前に作動している事に
感謝しなくてはいけない
あれから2年か。。。。