佐治晴夫先生② | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
何があっても自分らしく生きる七転び八起きの精神でユーモアを忘れず生きています。

佐治晴夫先生の88歳記念レクチュア&コンサートは


佐治先生らしい

上品で知的でユーモアがあり愛のあるステージだった



佐治先生と言えばバッハだが


今日はなんと自分の好きなベートーヴェンの月光を演奏してくださった



プログラムを開いた瞬間
まさかの月光に涙がでそうになる



余談だが

自分はバッハと言えば

♪ちゃらり~ん鼻から牛乳~


となり、クラシックは好きなのにバッハにおいてはちゃらり~ん·····なのだ


話を戻そう



佐治先生が壇上に表れ

いつもの温かく優しいよくとおる声でお話しが始まった


佐治先生の言葉はいつも愛がある

自然に涙が流れ出す



そして

佐治先生の月光は優しく温かいものだった





前半は先生ご自身のお話しとピアノ演奏


後半は理論物理学的なお話しで

いつも自分が思っている

過去と未来と今について裏付けしてくださるようなお話しを聞くことが出来た



プログラムは佐治先生のクリアファイルに入って渡された
何て素敵な心使いなのだろうか


持っていない本を2冊購入して帰ってきた





佐治先生は進行性のガンを患っているが

驚く程パワフルにご活躍されている




そんな佐治先生がまた治療に入ると

新聞の記事で知った


どうか佐治先生の治療がうまくいきますように







佐治先生のコンサートで嬉しい事があった

会場でばったりと久しぶりの友人と会うことが出来た



この友人とは30年程前に出会った友人だが、

ずっと疎遠になっていたのに

今年、再会した不思議なご縁のある友人だ




そして

そもそも今日のコンサートの存在を知らせて下さった方のおかげで、今日、佐治先生のステージを観ることができた



久しぶりにあえた友人にも

このコンサート存在を教えてくださった方にも感謝だ



開始前にハイテンションでお喋りをしていた横の女性は

ずっとハイテンションだったし

ずっと落ち着きなく動いていたが

まぁ許容範囲だろう



その彼女が

佐治先生に渡すお花を用意していたのだが

なかなか渡せずにいた



頑張れ!

と思って横で見ていたが



アンコールのあと無事にお花を渡す事が出来て良かったと何だか自分の様に嬉しくなった


しかし、そのハイテンションの女性は

相当舞い上がっていた様で

佐治先生がグータッチをしてくれようとしていたのに

それに気づかずにいた



隣のハイテンション彼女に


『花束渡せて良かったね

佐治先生、グータッチしてくれようとしてたのよ』


と言うと

キャーとまたハイテンションになっている


何度もいうがこの手のキャピキャピは

苦手なカテゴリーだが

だからといっていじめみたいな事はしない


良かったことは良かったと一緒に喜んだら

嬉しさは倍になる





生きるとは人との出会いだと

佐治先生がいうが本当にそうだと思う


全ての出会いに感謝して

日々生きていこう


そう改めて思う日になった