歯医者 | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
何があっても自分らしく生きる七転び八起きの精神でユーモアを忘れず生きています。

自分の美しい内臓を見た胃カメラで気になる事があった



歯だ

歯の裏の歯石が気になる


そういえば歯医者に一年以上行っていない


仕事を休んでいる今行かないで、いついくのだ



いつもの歯医者に電話すると

ラッキーなことに午後の早い時間に予約が取れたので行ってきた



この歯医者は

自分が子供の頃からお世話になっている

先生は自分が小学生の頃に幼稚園だったか ....小さい子供で

本州の大学へ行って結婚して帰って来て

医院を継いでいる





他の患者が居なかったので少し世間話をして

乳がんになったことを伝えると



先生が手を止め


『やっぱり····急に痩せてたから心配してたんですよ』


と言ってくれた



以前はよく歯茎の不調があったが


それに対しても

これだけ手入れを気を付けているのにどうしてだろうと思っていたという



さらに


『医者が気のせいだと言うことも

気のせいじゃないから』


と言ってくれ



『不調だと思ったら遠慮なく医者に言っていいし遠慮なく休んでいいから』


とも言ってくれた



知らなかったが

先生も数年前に大病をしていたらしい



無理したらダメだから、と言ってくれ


でも、今こうしているっていうのは

生かされたということだから

何か自分たちにはまだすることはあるんだって事ですよね


という言葉に


涙が出た




見た目ではわからない不調を

気のせいだとか

気の持ち様だからとか

明るい気持ちをもってとか

前向きに考えたらとかいう


無責任な事をいう人が沢山いる


調子が悪いという事実をそんな言葉で隠してしまおうというのだが


調子が悪いのは紛れもない事実なのだ


自分の事だけでいうと自分はかなり前向きな性格だ


これ以上どう前を向けというのだ




痛かったりしんどい思いをしているのは自分で


それを励ましてくれているようで

実はその事実を否定しているだけだ



その相手が医者なら

ガンだったり

大きな病気を見過ごしてしまっている事がある



人間の身体は教科書通りではない

それだけではないという現実は腐る程ある







自分が

なってみて初めてわかる事があるのだ



同じ様に辛い思いをしただろう

先生の言葉は温かいものだった









病院で読んでいた本に

思いがけずImagineが書かれてあり


改めて歌詞を文字で読み

ジーンと心に染み入った