骨粗鬆症の検査 | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
何があっても自分らしく生きる七転び八起きの精神でユーモアを忘れず生きています。

一年ぶりだろうか

昨日から股関節が痛みだし
久しぶりにかかりつけの整形外科にいった


腰と股関節のレントゲンを撮り


そもそも良い腰や良い股関節ではないが
去年から悪化はしていないといわれ
ホッとひと安心だった





この医師もほぼ笑わない若い医師だが
信頼している


余計な薬は出さないし
いつも混んでいるのに感情的にならずに患者に寄り添う診察をする


雪が降る時期は
誰よりも早く出勤し、雪ハネをしているとリハビリの先生から聞いた事がある



そんなストイックな医師に
気になっている骨粗鬆症のことを相談してみた


乳がんの治療としてアロマターゼ阻害薬を10年間飲むことで骨粗鬆症が不安だという事だ





アロマターゼ阻害薬は
乳がんのエサになる女性ホルモンをブロックする薬で

女性ホルモンがなくなると
骨粗鬆症のリスクは高くなる


乳腺外科の医師は
アロマターゼ阻害薬を飲み始める時の説明で

骨粗鬆症になる事が多いです、というだけで
検査をする事はなく


7年前に調べた時に骨粗鬆症気味だったということを伝えても調べる気配はどこにもなかった



大学病院の乳腺外科の医師たちは乳がんしか興味がないのだろう


腋窩リンパ郭清した腕が上がらなくなっても
リハビリはないです、と言われたし

傷口の火傷も
もう少し様子を見ましょう、の繰り返しであんな事になったし



患者の術後のQOLより
オペの人数と
生存率を上げる方が大事なのだと思う



それは仕方のない事だ





自分の身体は自分で守る
骨粗鬆症は整形で相談だ








ラッキーなことに
整形はいつも激混みなのに今日はなぜか空いていて
すぐにその検査をしてくれるとの事だった





検査をして
また診察に呼ばれると




『あまり良くないですね』


先程と一転し

笑わない医師は嬉しくない言葉を発し
結果の説明をしてくれた




骨粗鬆症まではいっていないが
イエローゾーンの骨粗鬆症気味


7年前より少し悪くなっている


これから加齢していく上に
アロマターゼ阻害薬を10年飲むと
更に悪化していく事は目に見えている




整形の医師は
もう治療を始めた方が良いと思うと言いながらも何か考えている


『向こうの先生に相談してからの方が良いかなぁ』
とぽつりと言ったので


不安を伝えても検査もしないで投薬が始まった事をいうと

『○○先生かい?』

と、サバ医師の名前を言い

『あぁ、骨粗鬆症はわからないって言いそうだ』

と可笑しそうに笑っている

この医師の笑った顔を初めて見た



サバ医師は大学病院の乳腺外科の教授で
整形の医師は数年前まで大学病院にいたはずだ

あのサバ医師は有名なのだろう
サバ医師のあのキャラは強烈だ

愛されキャラとも言えるだろう



余談だが
この整形のレントゲンの先生もとても良い方で
自分が乳がんになった事をカルテで知ったらしく
色々励ましてくれたのだが
そこでもサバ医師の名前が出てきていた

旭川で乳がんと言ったらサバ医師なのだろう




整形の医師は
パンフレットを見ながら薬の説明をしてくれる



『女性ホルモンを補充する薬が一般的だけれど
これはもちろんナシで

Serm製剤っていうのがあって
これも女性ホルモンを補充したことになるもので
乳がんを抑制するとも言われている薬なんですよ』



思わずえ~っと声を出してしまった


骨粗鬆症に良くて
乳がんを抑える効果がある薬なら乳腺外科でどんどん使えば良いのに
なぜこんな良いものがあるのに使わないんだ


とさえ思ってしまったが

病院は予防する場所ではない
病気になってからの場所だ


しかし明らかにそうなるだろうと言われているモノに対しての予防は必要だと思う








医師の説明は続き

乳がんを抑制すると言われているけれど、女性ホルモンと同じ働きをするというと
嫌がる患者さんもいるという事も伝えてくれた


自分は全く抵抗はない事を伝えると




医師はまだ少し考えていたが

血液検査をして血液の中に溶け出している何だかを見てから
治療をどうするか来週決めましょうといい


採血をして帰ってきた





股関節の痛みは
骨粗鬆症の検査に行きなさいよという身体からのメッセージだったような気がする