退院してすぐの大学病院の通院の日の出来事
会計を待っていると
座っていた椅子の背もたれに
ドンッ

という衝撃が有り
何だろうと思っていたら
30代位の女性が自分に向かって謝っていた
それと同時に後ろの方で
『いてぇわ
痛い·····痛い』

とその女性を睨み付けて怒っているおじさんがいた
30代の女性は大きなショルダーバッグを持っていた
会計の順番が来たのだろう
急いで窓口へ向かったところ、持っている大きなバッグをあちこちにぶつけながら歩いていたことがわかる
自分は椅子の背もたれだったから良かったが
もし手術したばかりの胸にぶつかっていたらと思うと怖かった
病院だけではない
スーパー等でも同じ事がいえる
走り回る子供と
周りをみないで動く女性達
お喋りしながら盛り上がっている若者達もそう
なってみて初めてわかる事がある
と、いつも思っているハズだったけれど
自分も気づかないところで誰かにそうしてしまっていたかもしれない
自分の身に振りかからないとなかなかわからないもので
それは当然ともいえる
だからこうやって
怖い思いをしているんだよ
と、いうことの発信は大事だなと思う
病気になることで色々気づける事がある
ホルモンの薬のせいか
身体が怠くて気持ちも沈んでいる
ゆっくりと
編み物でもしよう
お昼を食べ損ねてしまったので
セコマのサンドウィッチとプラム
