2022年6月22日
午後から形成外科外来に行ってきた
正直、何をするのかな······
もう説明も聞いたしな······
なんて感じで呑気に行った
名前が呼ばれて
診察室のドアを開けると
(゜_゜;)
( ゚ェ゚)
(*゚ー゚)
(・・;)
わ......ぉ······
増えている
いち、に、さん······
し、ご、ろく········
しち、はち·······
まだいる
狭い診察室が学生たちでいっぱいだ
何度も言うが
増えている
医学を前に
もはやソーシャルディスタンスなんて事は
どうでもよくなっている
学生たちを3回ほど数え直したが
ぎゅうぎゅうに立っていて
身体が重なっている事もあり
正確な数は把握出来なかった
増えてますね、と笑いながら医師にいうと
医学の勉強のために、と向こうも笑っている
(*・ω・)
気を取り直して
医師と向き合う
この形成外科の医師は
正面から真っ直ぐ目を合わせて話す医者で
いつまばたきしているのだろうかと思うくらい
いつも目がぱっちり開いている
眼力があるとはこういうことかと
説明を聞きながらぼんやり思う
肝心の説明だが
先日の説明とほぼ同じ事を
病院外から応援に来てくれる医師と共にしてくれた
そして
具体的な手術の話しになって
『切るのは斜めに切ります』
·········
あれ······
乳腺外科の医師からは
横に切ると説明があった
そのことを眼力ぱっちり医師にいうと
『ダメダメ、再建は斜めじゃなきゃ』
という
いや、ダメって言っても
こっちに言われても困るし(・・;)
最初に切るのは乳腺外科の医師だし
乳腺外科の医師は真横に切るって言ってたし
えぇぇええ(・・;)( ´-ω-)
乳腺外科と形成外科の連携は大丈夫なん?
(*・ω・)
いや、しっかり念をおしておこう( ´-ω-)
乳腺外科の先生からは真横に切ると言われたこと
最初に切るのは乳腺外科の先生だから
真横に切られる可能性が大なこと
手術の時に真横に切られないようにしっかり伝えてもらえるのか
この3点を伝えると
眼力ぱっちり医師は
『大丈夫』
と、眼力強く言いきった
本当に大丈夫かなぁ、もう一回くらい念を押しとこうと思い、説明の続きを受け
手術の説明の承諾書にサインする
胸を全摘した時、皮は残すから
リンパに転移がなければ、他の部位からの皮膚移植はしないでその取った場所にエキスパンダー(風船みたいなモノ)を入れ込むということも確認できた
良かった
もしすぐに再建出来ずに移植するなら
その移植はお腹からするらしいが
そのお腹に大きな手術のあとがある
使えなくもないが
お腹の皮膚が使えなかったら背中の皮膚を使うとも聞いていて
新しい傷は出きるだけ避けたいと思っていた
リンパの転移がなければ
新しい傷は作らなくても良いということだ
そして
やはり診察があり
うじゃうじゃ居る学生たちの前で
胸の縦と横と高さの計測をした
自分にバッチリ合ったエキスパンダーが有るようで
嬉しそうに
『第2候補はないな、もうこれで決定だ』
と言っていた
そして細胞を取った時の傷口が落ち着いて居るので
写真を取りたいと言われて
ポラロイドカメラで
正面からと45°からと90°からの写真を
パシャパシャ撮った
正直向いて~
はい、右45°~ ~~ パシャっ
はい、90°~~パシャっ
真横ね~~~~パシャっ
あぁ、行き過ぎ~
あぁ、良いね、そこそこ~~~~~パシャっ
まるでグラビア撮影のようだなと
思いながらパシャパシャ撮られていた
術後に付けるベルトのサイズを合わせて
術後の下着のおすすめを聞いて
じゃあ、入院の日にまた会いましょう
と、診察は終わった
部屋を出て行こうとすると
眼力医師がおもむろに
『入院した日か手術の朝に、胸にちゃんと印を付けるから、しっかり書いておくから大丈夫だからね』
と、心強い事を言ってくれた
乳腺外科の医師が斜めに切ってくれる事を
願い
ヘロヘロ状態で
外来をでた