2015年巨大子宮筋腫のために
子宮全摘術を行ったその後の記録です
2017年2月1日に書いたモノです
いつもの整骨院を終わらせ、リハビリテーション病院へと向かう
リハビリ訓練の前に今日は1ヶ月に一度の医師の診察もある
途中、セコマの焼き芋で腹ごしらえをする
包み紙に「あまいよ」と書いてあるが、本当に甘くて美味しい
リハビリテーション病院の診察は時間がよめない
何時間もかかる時もある
時間潰しの材料をたんまり持って腰を据えていると、あっさり呼ばれる
1ヶ月ぶりの先生と何を話そうか、まだちゃんとまとめてなかったぞ・・・
そう思い、中待合いにいる数分の間にこの1ヶ月のことを頭の中でさっとまとめる
札幌の病院で痛み止めのカロナールとアンヒバ坐薬を出してくれたこと、
喘息がひどくて旭川の呼吸器科へ点滴に通っていたこと、
右下のお腹のつっぱりから右側の脚の痛みが出ることがわかるようになってきたこと
だいたいまとまった辺りで前の患者さんが終わり、診察室へ入る
1ヶ月ぶりの先生は、相変わらず穏やかな微笑みを浮かべている
しかし、この医師はなかなか個性的でつかみどころがない
真面目な話をしていて、その真面目な顔のまま冗談をいうことが多い
どこまでが真面目な話しなのか、どこからジョークなのか、境目がわかりづらいのだ
さらに油断していると、いつの間にか真面目な話に戻っている
大分この医師には慣れてきたが、まだまだつかめない部分がある
今日はこの医師とこんなやりとりがあった
お腹が突っ張ったときはマッサージしたら楽になると言うと、お腹のマッサージはこうやるんだよと先生は自分のお腹に手をあててのの字を書くように見せてくれる
向かい合っている自分も真似して同じようにやってみる
同じようにできているのにその医師のお腹のマッサージの話は終わらない
更に先生は横向きになり、同じようにのの字のマッサージを続けて教えてくれようとするが、横になると、先生の白衣で手元が見えなくなってしまった
「先生、せっかくわかりやすく横向きになってくれたのだけれど・・・全然みえなくなっちゃいました・・・白衣めくっていいですか?」
そう言う自分にお構いなしに、医師はのの字で自分のお腹をさすってレクチャーを続けてくれている
困ったぞ・・・と少し思ったが、一生懸命教えてくれているこの先生の話を続けて聞いていた
すると医師がこんな事を言いだした
そしていつものようにニッコリ八重歯を見せる
「のの字にさする事が大切だからね、逆にさすったら大変なことになっちゃうよ。うんこが逆流しちゃうかも」
この医師独特のジョークに思わず突っ込んでしまう
「逆流は・・・・ないですよね・・・逆流はイヤだな・・・」
側にいた看護師がこのやりとりを聞いてケラケラと可笑しそうに笑っている
色々な人が居て面白い
この医師とツーカーの間柄になるのはいつだろうか・・・
おやじギャグともまた違う
この医師独特なユーモアだ
独特なテンポの話術とも言える
ツーカーの間柄になる前に、しゃんしゃん歩けるようになっているかもしれない
いや、そうであってほしい
そう願いながら
今日も安心して眠りにつく