2017.01.13 子宮全摘術後の闘い82―満月の夜 | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
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2015年巨大子宮筋腫のために

子宮全摘術を行ったその後の記録です

 

 

 

 

 

2017年1月13日に書いたモノです

 

 

 

満月の夜

そういう曲名の映画の挿入歌があったなぁ・・・
キヨシローの声が自分の中に広がっていく


雪の中 まん丸なお月さまの空を見上げる






今日は気管支の閉塞感がさらに強く、いつもの呼吸器科へ行った

もう名前を間違える事もなく、無事に女医に診てもらう

ちょっと苦しいのが長引いているのが気になると、レントゲンを一枚撮す


ああ・・・またもや被爆してしまったな・・・


と、レントゲンを撮られながらいつものようにぼんやり思う


幸い肺の様子はいつも通り、との先生の言葉にほっとして、いつも通りのステロイドの点滴を受ける





そんなキレのいい、かっこいい女医の今日の診察で、

世間は狭いな───と思うことがあった


前日、札幌の婦人科からの薬の情報を書いた用紙をこの女医に見せた時のことだった


「あ、O先生なんだ」


と、薬情に書かれている医師名を見てそう言った

札幌のO先生は旭川医大の出身だし、今の札幌の病院の前は旭川の病院での勤務だった
このかっこいい女医も旭川医大に居た

 

この先生がO先生と何かの繋がりがあってもおかしくないな・・・と思った
年齢もおそらく近いのだろう


旭川のことをあまりよく言わないO先生の名前をみて、目の前の女医が、

「今、O先生は札幌の国立病院にいるんだねぇ・・・」

と、懐かしがるような──何かわからないけれどきっと思い出がある佳い関係だったのだろうと思わせる口調でそう言う

詳しい事はもちろん何も聞かないし、
先生も特別言わなかったが、なんだか嬉しい繋がりの発見だった





ステロイドの点滴が終わると、気管支の閉塞感は少し楽になり酷い咳も落ち着いた


その足で一年ぶりになる循環器の病院へ向かう



いつもかかっている呼吸器科で心臓も診てもらえるとものすごくありがたいのだが、以前喘息の発作と不整脈がダブルで出て苦しんでいたとき、ここの呼吸器科でぱっと対応はして貰えたが引き続き心臓の状態も診てほしいと言うと

「うちあんまり循環器得意じゃないんだよ・・・」

と、ちょっと言いづらそうに、でも正直に女医は言ったのだ


こんな事をすっと言えるこの先生は、なんて気持ちいい人なんだろうと、その時に思ったのを覚えている

しかし、この呼吸器科は循環器も診れると掲げてあるのになぁ・・・とも思ったのだか、得意じゃないのなら仕方ない



古くからある循環器科のいつもの先生に診てもらう

簡易的な心電図は異常なし

久しぶりだし、不整脈の出方が少し変わった事を言うと、じゃあ24時間ホルダーつけるか・・・と、穏やかな先生が優しく言う



ウルトラマンのランプのようなドラえもんのポケットのようなモノをお腹にくっつけた自分は施設の活動へ向かい、その後いつもの図書館とスタバで編み物検定の勉強をする


何回か、不整脈が出たが、ウルトラマンのランプスイッチを探しているうちに不整脈は治まってしまう

ま、たいしたことないからいっか、

と発作が出た時に押してくださいと言われたのを押さずにすました


若い頃からこのホルダーを何度となくつけているが、一回もボタンを押したことがない、

もちろん、自覚していない時もあったが、ここ数年は自覚症状があるのにだ

わざと押していないわけじゃない
押すタイミングがいつも遅くなってしまって結局押すのをやめてしまうのだ





体中の関節が痛んできたので今日もペッツみたいなカロナールを飲む

ステロイドの点滴は
体中の痛みは楽になるのだが、腰回りからの下肢の関節の痛みが際だってくる


うーん・・・と思いながら
痛くない、痛くないと、脳に言い聞かせながら勉強を進める

スタイル画を書いているとき、
自分の体はこのベストバランスの体にどこか当てはまっている部分はあるのだろうか?

いや・・・部分的に良くても結局バランスの問題だから全部をどうにかしないといけないなぁ・・・


などと、くだらないどうでもいいことを色々考えて可笑しくなっていた

ダイエットなど無縁の自分が考える問題ではないのだ




明日はどんな空が広がるのだろう